津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■手討達之扣ー(8)

2024-02-17 14:52:38 | 史料

 18、寛政四年六月三日 安藤十郎右衛門手討
       口上之覚
    私儀増奉公ニ而召抱置申候玉名郡中沖洲村惣助と申者不届之儀有之難差通御座候ニ付今朝
    手討仕候 此段御達可被下候 以上
      六月三日       安藤十郎右衛門

       両人完   従弟松岡庄平次持参組脇村上善右衛門江達ス
       口上之覚
    私儀昨日手討仕候玉名郡上沖須村惣助死骸請人差出候様村役人共江申遣候處只今受取人
    差出茂ぷ仕候間死骸相渡申候 此段可然様奉願候 以上

       両人完
    右始末席計有之候ニ付相尋申候處十人横目罷越一通之挨拶ニ而引取候由沖須村庄屋受人之方へ死
    骸受取候様申越候処翌四日請取人差越候ニ付引渡直ニ其段相達人置所江別紙相達不申し
    兼而心易人置所役人迄右之始末相認役柄■渡ニ相成候様申越候処両三日之中ニ役柄速ニ■
    渡相成候由其外御懸庄屋様江ハ手数いたし不申候明細書又は身分伺など申儀無之右
    之通ニ而相濟申候由文化九年二月六日咄有之候事

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