一昨日・昨日と続けて、味噌汁が呑み込めずに大いに驚いてしまった。「誤嚥」とはこういう物かと実感した。
呑み込めない状況が数秒つづいたが、その間呼吸も出来ないから胸を叩いたりして何とか事なきを得た。
「誤謬」で亡くなった人は多い。
有名な話は久保田万太郎が、梅原龍三郎の家で出された、握り寿司の赤貝(ご本人は余り好きではなかったとも)をのどに詰まらせて亡くなっている。
ぴったり食道に張り付いていて呼吸困難が死因だったらしい。
今朝のパン食もいつもならばガブリと食らいつくのだが、小さくちぎって口に運び、横には飲み物を置き交互に飲み食べるということをやった。
呑み込む力さえ衰えているのだろう。いまさら鍛えるすべもないから、ゆっくりと食べることを習慣付けしなければならない。
理想は心臓まひでばったり死ぬのが理想だが、ひところは「ニトロ」の処方を受けたこともある私だが、最近の検査では異常なしのご託宣で今のところこのケースはなさそうである。
こんなことを当たり前のように考える年齢になってしまった。
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