津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

新「新・肥後細川藩侍帳」

2006-01-08 12:25:29 | 歴史
「新・肥後細川藩侍帳」は、川口恭子氏の「細川家家臣略歴」を底本としているから、「家」単位で掲載してきた。侍帳他の資料から、個人の情報を転記するのだが、何らかの都合で「家」が存在しない個人の情報が沢山ある。絶家したり、お暇になったり、出奔したりいろいろ事情があってのことである。「家」単位では、折角の個人情報が無駄に成ると思い、「個人」の情報の打ち込みを始めた。隙間もあって、例えば「宮本武蔵」などは侍帳からは確認できないし、幕末の志士達も確認できない。一方「一尾伊織」のような著名な人の情報をUPすることが出来た。まだ進捗は遅々たるもので、ようやく「御侍帳・元禄五年比カ」を完了、「肥陽諸士鑑」の再チェックに移る。個人的な情報も沢山頂戴し、これらも反映させたいし、完了はいつになるのか予想もつかない。今年もこんな塩梅で一年が過ぎて行くのだろう。
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七草粥

2006-01-07 10:34:10 | 徒然
 かっては、「七草なずなとうとの鳥が渡らぬうちに ストトンストトン・・・」
と唄いながら七草を刻んだというが、これはなんとも不思議な歌だ。
「唐土(中国)から、渡り鳥が病を運んでこないうちに、七草(薬草)を食べ
るのだ」と解釈していた(祖母の話)が、まるで現今の「鳥インフルエンザ」
に通ずる話ではないか。さてこの説如何・・・。

 「正月気分ともお別れ」と思っていたら三連休、今日は松飾をはずして
七草粥でも食べて、また一年健康第一で頑張ろうと思う。

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細川家のお雑煮

2006-01-05 18:48:56 | 徒然
 故護貞氏の著書「茶・花・史」に、細川家のお雑煮が紹介されている。
「椀の底に大根の輪切りが入っていて、その上に丸い餅が二つ入っており、
他に里芋と小松菜があって・・・汁は澄しで薄く醤油の味付けである」

 我が家の雑煮もまったくその通りである。
母が亡くなってからはやらなくなったが、「楪葉に上に鰯の生干を飾る」
と云う事も同じ。細川家家臣の家は、皆同じなのだろうかとふと思った。
小梅の梅干を茶碗に入れてお茶を飲むという風習は、熊本県下何処にも
あるようだ、熊日連載の元熊本県知事の沢田一精氏の文にも紹介されて
いる。
 
 七日は七草粥、細川家では、それから年明けて初めて爪を切るという。
「おいおい・・もう切っちまったよ」
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正月は読書

2006-01-03 11:57:39 | 書籍・読書
 正月(一日・二日)は読書三昧で過ごそうと思い、乱読。
   佐々木久子「酒縁歳時記」
   安藤鶴雄 「わが落語観賞」 
   戸坂康二 「久保田万太郎」
   渡辺三男 「見本の苗字」など

 佐々木久子は雑誌「酒」の発行に全霊を打ち込み、その交遊は多岐
に渡っている。火野葦平などは無報酬で原稿を出していたらしい。
飲み屋の壁で見かけた「酒徒善人」の言葉は、葦平の言葉だそうな。
私が坂口安吾を知るきっかけとなった、夫人三千代の「クラクラ日記」
がこの雑誌で発表され、のちTVドラマ化された。(安吾=藤岡琢也、三
千代=若尾文子)。「クラクラ」とは、フランス語だという事は後で知っ
たが、可愛いそばかす娘ということらしい。三千代夫人が経営したバー
の屋号である。佐々木は俳号「柳女」、俳句も素晴らしい。
                       
 元旦のTV番組表を見ていたら、橘屋円蔵の「鰻の幇間(たいこ)」を
やることを知って、その時間はTV前に・・・いいねー円蔵。
そして翌日、安藤の本から該当項を読む。

 「久保田万太郎」は俳句のお手本、すごいねーこの人。
今年は句集を何とか手に入れたい。

 「日本の苗字」は読み返してみると、新しい発見があってGOODだった。




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RKK新春特別番組

2006-01-02 15:20:23 | 徒然
 新年第一報がこれじゃー、先が思いやられますけど・・・・
大学駅伝と被りますが、熊本在住の方はちょっとチャンネルを廻して、1月3日
AM11:00からの、熊本城築城400年新春特別番組「御殿復元・繰り広げられる
匠の世界」を御覧下さい。お笑いばかりでTVにも食傷したでしょう・・・
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