「新・肥後細川藩侍帳」は、川口恭子氏の「細川家家臣略歴」を底本としているから、「家」単位で掲載してきた。侍帳他の資料から、個人の情報を転記するのだが、何らかの都合で「家」が存在しない個人の情報が沢山ある。絶家したり、お暇になったり、出奔したりいろいろ事情があってのことである。「家」単位では、折角の個人情報が無駄に成ると思い、「個人」の情報の打ち込みを始めた。隙間もあって、例えば「宮本武蔵」などは侍帳からは確認できないし、幕末の志士達も確認できない。一方「一尾伊織」のような著名な人の情報をUPすることが出来た。まだ進捗は遅々たるもので、ようやく「御侍帳・元禄五年比カ」を完了、「肥陽諸士鑑」の再チェックに移る。個人的な情報も沢山頂戴し、これらも反映させたいし、完了はいつになるのか予想もつかない。今年もこんな塩梅で一年が過ぎて行くのだろう。
かっては、「七草なずなとうとの鳥が渡らぬうちに ストトンストトン・・・」
と唄いながら七草を刻んだというが、これはなんとも不思議な歌だ。
「唐土(中国)から、渡り鳥が病を運んでこないうちに、七草(薬草)を食べ
るのだ」と解釈していた(祖母の話)が、まるで現今の「鳥インフルエンザ」
に通ずる話ではないか。さてこの説如何・・・。
「正月気分ともお別れ」と思っていたら三連休、今日は松飾をはずして
七草粥でも食べて、また一年健康第一で頑張ろうと思う。
と唄いながら七草を刻んだというが、これはなんとも不思議な歌だ。
「唐土(中国)から、渡り鳥が病を運んでこないうちに、七草(薬草)を食べ
るのだ」と解釈していた(祖母の話)が、まるで現今の「鳥インフルエンザ」
に通ずる話ではないか。さてこの説如何・・・。
「正月気分ともお別れ」と思っていたら三連休、今日は松飾をはずして
七草粥でも食べて、また一年健康第一で頑張ろうと思う。
故護貞氏の著書「茶・花・史」に、細川家のお雑煮が紹介されている。
「椀の底に大根の輪切りが入っていて、その上に丸い餅が二つ入っており、
他に里芋と小松菜があって・・・汁は澄しで薄く醤油の味付けである」
我が家の雑煮もまったくその通りである。
母が亡くなってからはやらなくなったが、「楪葉に上に鰯の生干を飾る」
と云う事も同じ。細川家家臣の家は、皆同じなのだろうかとふと思った。
小梅の梅干を茶碗に入れてお茶を飲むという風習は、熊本県下何処にも
あるようだ、熊日連載の元熊本県知事の沢田一精氏の文にも紹介されて
いる。
七日は七草粥、細川家では、それから年明けて初めて爪を切るという。
「おいおい・・もう切っちまったよ」
「椀の底に大根の輪切りが入っていて、その上に丸い餅が二つ入っており、
他に里芋と小松菜があって・・・汁は澄しで薄く醤油の味付けである」
我が家の雑煮もまったくその通りである。
母が亡くなってからはやらなくなったが、「楪葉に上に鰯の生干を飾る」
と云う事も同じ。細川家家臣の家は、皆同じなのだろうかとふと思った。
小梅の梅干を茶碗に入れてお茶を飲むという風習は、熊本県下何処にも
あるようだ、熊日連載の元熊本県知事の沢田一精氏の文にも紹介されて
いる。
七日は七草粥、細川家では、それから年明けて初めて爪を切るという。
「おいおい・・もう切っちまったよ」
正月(一日・二日)は読書三昧で過ごそうと思い、乱読。
佐々木久子「酒縁歳時記」
安藤鶴雄 「わが落語観賞」
戸坂康二 「久保田万太郎」
渡辺三男 「見本の苗字」など
佐々木久子は雑誌「酒」の発行に全霊を打ち込み、その交遊は多岐
に渡っている。火野葦平などは無報酬で原稿を出していたらしい。
飲み屋の壁で見かけた「酒徒善人」の言葉は、葦平の言葉だそうな。
私が坂口安吾を知るきっかけとなった、夫人三千代の「クラクラ日記」
がこの雑誌で発表され、のちTVドラマ化された。(安吾=藤岡琢也、三
千代=若尾文子)。「クラクラ」とは、フランス語だという事は後で知っ
たが、可愛いそばかす娘ということらしい。三千代夫人が経営したバー
の屋号である。佐々木は俳号「柳女」、俳句も素晴らしい。
元旦のTV番組表を見ていたら、橘屋円蔵の「鰻の幇間(たいこ)」を
やることを知って、その時間はTV前に・・・いいねー円蔵。
そして翌日、安藤の本から該当項を読む。
「久保田万太郎」は俳句のお手本、すごいねーこの人。
今年は句集を何とか手に入れたい。
「日本の苗字」は読み返してみると、新しい発見があってGOODだった。
佐々木久子「酒縁歳時記」
安藤鶴雄 「わが落語観賞」
戸坂康二 「久保田万太郎」
渡辺三男 「見本の苗字」など
佐々木久子は雑誌「酒」の発行に全霊を打ち込み、その交遊は多岐
に渡っている。火野葦平などは無報酬で原稿を出していたらしい。
飲み屋の壁で見かけた「酒徒善人」の言葉は、葦平の言葉だそうな。
私が坂口安吾を知るきっかけとなった、夫人三千代の「クラクラ日記」
がこの雑誌で発表され、のちTVドラマ化された。(安吾=藤岡琢也、三
千代=若尾文子)。「クラクラ」とは、フランス語だという事は後で知っ
たが、可愛いそばかす娘ということらしい。三千代夫人が経営したバー
の屋号である。佐々木は俳号「柳女」、俳句も素晴らしい。
元旦のTV番組表を見ていたら、橘屋円蔵の「鰻の幇間(たいこ)」を
やることを知って、その時間はTV前に・・・いいねー円蔵。
そして翌日、安藤の本から該当項を読む。
「久保田万太郎」は俳句のお手本、すごいねーこの人。
今年は句集を何とか手に入れたい。
「日本の苗字」は読み返してみると、新しい発見があってGOODだった。
新年第一報がこれじゃー、先が思いやられますけど・・・・
大学駅伝と被りますが、熊本在住の方はちょっとチャンネルを廻して、1月3日
AM11:00からの、熊本城築城400年新春特別番組「御殿復元・繰り広げられる
匠の世界」を御覧下さい。お笑いばかりでTVにも食傷したでしょう・・・
大学駅伝と被りますが、熊本在住の方はちょっとチャンネルを廻して、1月3日
AM11:00からの、熊本城築城400年新春特別番組「御殿復元・繰り広げられる
匠の世界」を御覧下さい。お笑いばかりでTVにも食傷したでしょう・・・