Sightsong

自縄自縛日記

いーやーぐゎー、さがり花、インターリュード

2009-07-29 22:52:52 | 沖縄

家族で那覇に1週間ほど滞在した。

終盤のある日、小浜司さんの経営するいーやーぐゎーで夕食をとった。国際通りに構えていた「まるみかなー」が移転したのが2005年9月だから、もう4年になろうとしている。今回、たまたま夫婦ともに「まるみかなー」シャツを着て登場したので(何者?)、小浜さんはビビっていた。以前は料理する人を雇っていたが、いまでは自身で料理している。


ケータイで撮影

古い民謡ショーのヴィデオを見せてもらった。81年の大工哲弘、90年の古謝美佐子が若く、眼が釘付けである。嘉手苅林昌も健在。

そこから、お世話になった24wackyさんともう1回話をしようと思って、飲みに行こうと誘いの電話をする。与世山澄子さんの店「インターリュード」で待ち合わせることにして、夕食後に独りぶらぶら歩いて向かった。牧志のマックスバリュから新都心方面に向かう道(広い道路が出来ていた!)につながる安里新橋の上で、ふと目に止まった街路樹。

何と、いままで咲いているところを見たことがなかった、さがり花。やんばるの森で早朝見たときも、散った後だった。那覇の漫湖の畔にもあったが、夕方なので咲いていなかった。夜だけ咲く花なのだ。思わぬ出会いに感激である。あとで雑誌を立ち読みすると、街路樹として植えられているのはごく最近のことのようだ。


ケータイで撮影

「インターリュード」2階のドアを開けると、与世山さんはソファーで独りかなりくつろいでいて、慌てて照れて立ち上がった。程なくして24wackyさんもあらわれた。普段はライヴのない曜日だが、どうもピアニストを呼んだということで、幸運にも聴けることになった。長いピアノソロのあとに歌ったのは、「Angel Eyes」、「As Time Goes By」、「So in Love」、「A Time for Love」、「What a Wonderful World」といったいつものレパートリー。感情を込めた唄、それから立ち居振る舞い、すべて本当に素敵な人で私は大好きなのだ。

予想しない展開で、24wackyさんとあまり話はできなかったが、またどこかで会いましょうと約束して別れた。安里新橋でさがり花をもう一度見て帰った。

●参照
さがり花(やんばるの落ちたさがり花)
城間ヨシさん、インターリュード、栄町市場(いーやーぐゎー → インターリュード・・・同じ行動ばかりしている)
35mmのビオゴンとカラースコパーで撮る「インタリュード」
与世山澄子ファンにとっての「恋しくて」