泰緬鉄道は、戦時中に日本軍が連合国の捕虜を酷使し、タイからビルマに軍事物資を補給するために建設した鉄道である。特にクウェー川(「クワイ川」は発音が間違いだそうだ)に架ける橋が有名で、現存する橋は終戦後に戦後補償として日本の手で修復したものであるらしい。鉄道を待っている間に見物した。タイ人や外国人の観光客だらけだ。
ところで、いまだ『戦場にかける橋』を観ていないのだが、この撮影はスリランカで行われたという。
近くには、建設のために亡くなった捕虜たちの共同墓地や、泰緬鉄道博物館(「Death Railway」と!)がある。
鉄橋のバイオリン弾き
15分くらい遅れて鉄道が到着した。ほどなく、遠足の子どもたちで賑やかになった。車窓からはサトウキビやタピオカが見える。
泰緬鉄道
遠足
いまでは線路はビルマ国境よりはるかに手前で途切れている。昼食を取り、川辺に下りたり、線路を歩いてみたりする。線路際の断崖に小さな洞窟があり、仏像が据えられていた。
木の橋桁
※すべてペンタックスK2 DMD、M 35mmF2.0、FUJI PRO 400で撮影