日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2025年1月16日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・高津区(その1)

2025-01-22 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 川崎市各区のウォーキングコースを歩くシリーズも、高津区に入った。マンネリ化を避けるため、残る多摩区と交互に歩いてみようと思う。高津区は全部で10コース、全コースを印刷して、コースの距離と繋がり具合を確認し、歩く順番を決めた。その結果、3回で歩けるだろうと見当した。今日はその1回目。

【大山街道コース(地図)】3.7km
 二子(ふたこ、濁らない)新地駅近くで食事してからスタートしたため、当駅起点のコースから。まずは多摩川に出て(写真上左)、すぐに二子神社へ寄る。さびれた社に隣接して岡本かの子の碑があるのだが、台座が丹下健三でモニュメントが岡本太郎と言う豪華制作陣なのである(写真上中)。
 すぐに大山街道に出て、以降はほぼずっと歩いてゆく。歩道はなく交通量は多い。歩くにはおよそ不適当な道、沿線には小洒落たカフェやレストランもあるのに残念。久々に「大山ふるさと館」に寄って見学。途中の溝口神社だけは、今日このあとで回った全ての神社をふくめ唯一華やかな飾り付けがされ、お守りやお札なども積極的に販売されていた(写真上右)。
 県道14号を越えてから傾斜が強まり、旧道らしい「ねもじり坂」を登ると何となく緑が増えるが、先ほどではないにしろしょっちゅう車が行き交いゆったり歩ける雰囲気にはならない。最後に左折して少し下ると、ゴールの梶が谷駅。長い距離ではないが、3駅先まで来たことになる。

【円筒分水と久地不動尊コース(地図)】約4.5km
 梶ケ谷から一駅だけ電車に乗って溝の口下車。駅を出て先ほど歩いた大山街道を横切り、住宅街の中の暗渠上をしばらく歩くと二か領用水に出た。ここからは川沿いの歩道、川面も近くゆったり気分で歩ける。カルガモって鯉と共存できるんだな。やがて到着したのが二か領用水のシンボルとも言える久地(くじ)の円筒分水。昔の人は見事なものを考え拵えたものだ(写真下左)。そこから多摩川に向かって歩くのも二か領用水の分水された区間、多摩川に向かってかすみ堤(てい)という堤が築かれ、通水していた往時を偲ばせる(写真下中)。多摩川に出たら下流に戻り少し歩くと、最初に来た二子神社のところ。そこから二子新地駅まで歩いてゴール。

【二子・諏訪・北見方コース(地図)】約4.0km
 今日歩く3コースすべてが二子新地駅を発着ポイントとしており、どう歩くか悩んだ。その結果、本コースは地図上のルートを逆回り、即ちゴールとされている二子新地駅からスタートとされている高津駅に向かって歩くことにした。
 本コースは、先の2コースに比べ住宅街の中を歩く区間が長くて地味に感じる。とは言えあちこちに寺社や祠、道標や馬頭観音などが残り、江戸時代からの繁栄を感じられる。途中にあった小黒恵子童謡記念館、彼女が活躍した時代と自分が童謡を聞いた時代が合わず知っている作品は少なかったが、展示資料の中にはその名に覚えのある歌、歌手などあった。また本館の開館当時に彼女が収蔵した100年以上前のオルゴールは実際に演奏して貰え、ひと時を楽しめた(写真下右)。
 最後は二か領用水、先ほどとは異なる分水に沿って歩き、R409(府中街道)を歩いて高津駅でゴール。ここから溝の口駅までは歩ける距離で、過去に出張で何度も来て道が判っていたため、さらに溝の口駅まで歩いて本日のウォークを終了した。

 手を出していると冷たく困ったが、気温の上がった昼過ぎのウォークは寒さに震えることもなく、手足の筋肉や関節にも過度の負担を掛けずに済んだ気がする。できれば次回も同じパターンで、次は多摩区を歩いてみよう。

本日の歩行距離:約12.2km
通算の歩行距離:約188.1km

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2025年1月16日 【食べ物】二子新地・みうら

2025-01-22 06:00:00 | 食べ物・飲み物

 映画を観終え「腹が、減った...」と心の中で呟きながら電車に揺られ、やってきました東急田園都市線・二子新地駅。いつもは午前に歩き、終わって食べるラーメンを、今日は歩き出す前に食べる。

 醤油か、塩か。限定メニューの味噌か。写真メニューを見ながら迷った末、細い麺に合ってそうな塩の食券を買った。やがて目の前に置かれたのは芸術的な美しさ。塩のクリアスープに綺麗に畳まれた麺が泳ぐ。緑のネギと刻まれた紫タマネギのアクセント。チャーシューも2枚それぞれ別素材で色合いも異なる。見惚れている場合ではない、熱いうちにかっ食らうのだ。

 スープを啜り、虚空を仰いだ。何だっけ、この味。隠し味じゃない、主張するんだけど思い出せない、単なる丸鶏出汁じゃない合わせ技にしているコイツは何だー!気になるものの、どんどん啜り込む。麺は細め、ややツルリ。鶏チャーシューが美味しいという店にはあまり出会えてないのだけど、ここのは美味しかった。穂先メンマと言うのも割と珍しいかも。ヤバイ、丼カラにしちまった…

 本店は「ラーメンWalker神奈川」には掲載されていない。だがこの味は、十分に掲載されるに値すると思ったのだった。或いは過去には掲載されていたのかもしれないが、とにかく機会があれば次は醤油を食べてみたいと思ったのだった。

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