ここ数年、欧州旅行と鉄道とは切っても切れない関係にある。欧州各国を可能な限り鉄道で結んで行こうと考えているからで、そのために時間はかかってもある都市を再訪することになっても鉄道を使うのだ。
イタリアに関して言えば、チューリヒから南下とニースから東上という2方向からミラノまで到達しており、とりあえず最低限はクリヤしたかな?とも思うが、いややはりローマまでは行かないとダメでしょう!運転本数も多いのだから首都まではね。などと自分のスケジュールを立てている時にこの本の存在に気づいた。本当は渡欧前に読みたかったのだが読む時間がなく、結局現地の車中で読むことになってしまった。
イタリア国鉄の発展の歴史や路線網の詳細を解説した本ではないが、実際に乗って旅した旅行記であり、その対象が著名な高速特急列車のみならずローカル私鉄までバラエティに富み、地域もイタリア各地を網羅しているため面白く読むことができる。車両については少々細かく書かれており、列車選びの参考にもなる。そしてふんだんに収められた写真が、自分の好きな構図が多く引き込まれた。
なお作中でイタリア国内の荷物預かりは全廃と言ったくだりがあるが、この本を読み終えて下車したリミニ駅ではコインロッカーおよび荷物預かりがあったので参考まで。いったんは廃止になり、システムなど変えて再開したのかもしれない。列車の設定や車内設備など、どんどん変わってゆくものだから多少の違いがあるのは仕方がないのだ。
2007年12月29日 ミラノ→リミニのICp車中にて読了
イタリアに関して言えば、チューリヒから南下とニースから東上という2方向からミラノまで到達しており、とりあえず最低限はクリヤしたかな?とも思うが、いややはりローマまでは行かないとダメでしょう!運転本数も多いのだから首都まではね。などと自分のスケジュールを立てている時にこの本の存在に気づいた。本当は渡欧前に読みたかったのだが読む時間がなく、結局現地の車中で読むことになってしまった。
イタリア国鉄の発展の歴史や路線網の詳細を解説した本ではないが、実際に乗って旅した旅行記であり、その対象が著名な高速特急列車のみならずローカル私鉄までバラエティに富み、地域もイタリア各地を網羅しているため面白く読むことができる。車両については少々細かく書かれており、列車選びの参考にもなる。そしてふんだんに収められた写真が、自分の好きな構図が多く引き込まれた。
なお作中でイタリア国内の荷物預かりは全廃と言ったくだりがあるが、この本を読み終えて下車したリミニ駅ではコインロッカーおよび荷物預かりがあったので参考まで。いったんは廃止になり、システムなど変えて再開したのかもしれない。列車の設定や車内設備など、どんどん変わってゆくものだから多少の違いがあるのは仕方がないのだ。
2007年12月29日 ミラノ→リミニのICp車中にて読了