日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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本多勝一著 「職業としてのジャーナリスト」(朝日新聞社文庫)

2008-01-12 07:40:05 | 本・映画・展覧会
 ひとことで言えば「これまで同様の感想です」。著作が多すぎてどの本のと同様か分からない?この本は、本多勝一と言う人が行った自分のスタンス・書き方についての意思表示の集大成とも言え、彼の本を読む場合真っ先に読むと良いのではないかと思われた。

 もっとも、ここに記された考え方や意見が自分と違う、気に入らないからと言って以降は氏の作品を手に取らないのは正しい態度とは言えない。読んで不快かもしれないが、そういう意見もあるのだと認識することも大事ではないか?

 この本に収められた原稿の古くは40年近く前に書かれたものだが、内容的には今でも十分通用する事柄、考え方も多い。そして興味深いのは、作中で書かれたベトナム戦争の行方、石原慎太郎の動向、その他いくつかの事柄が、著者の推察あるいは不安の通りになっていることである。好意的に評価すれば、物事をきちんと観察し推察しているが故に行く末も見えてくるのだと言うことか。

 今年最後の1冊が本多なのはちょっとどうよ?と思わないでもないが、ともあれジャンルに偏りはあるものの本を読む習慣を取り戻したことは良しとしたい。今回の旅行には3冊の本を持参したのだが、2冊目を順調に読み終えてしまった。このペースならもう少し持って来れば良かった。来年も色々な本を読みたいものだ。

 2007年12月31日 マルタのホテルにて読了
コメント (2)
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