「プロジェクトX」は、一大プロジェクトを支えた名も無き人々に光を当てた。そしてさらにそこから一歩横へ、間一髪で光の当たらなかった人々をターゲットにしたのが本書である…と勝手に想像して入手したところがどうにも違う(汗)。もちろんタイトルは「陽のあたる坂道」(石坂洋次郎)をもじっているに違いない…あの本どんなストーリーだったっけ。
いや、違うと言うのは勝手にドキュメンタリーを期待したことに対してであって、きっと、確かに、そういう人たちが居たんだろうと言う点で本書は間違っていない。ただし中身はフィクションである。なんか読んでて誰のかな、「ショート・ショート」を思い出した。何となく物語の結び方が。
ところで作者は「パスティーシュ(模倣小説)」なるジャンルの書き手として売り出されたそうだが、そういうジャンルがあることを解説を読んで初めて知った次第。小説にどんなジャンルがあるかなんて、詳細な定義には疎いし関心もないもの。
2008年1月3日 ローマ→パレルモのICp車中にて読了
いや、違うと言うのは勝手にドキュメンタリーを期待したことに対してであって、きっと、確かに、そういう人たちが居たんだろうと言う点で本書は間違っていない。ただし中身はフィクションである。なんか読んでて誰のかな、「ショート・ショート」を思い出した。何となく物語の結び方が。
ところで作者は「パスティーシュ(模倣小説)」なるジャンルの書き手として売り出されたそうだが、そういうジャンルがあることを解説を読んで初めて知った次第。小説にどんなジャンルがあるかなんて、詳細な定義には疎いし関心もないもの。
2008年1月3日 ローマ→パレルモのICp車中にて読了