日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

近藤紘一著 「サイゴンから来た妻と娘」(文春文庫)

2008-07-20 22:05:25 | 本・映画・展覧会
 6月末にベトナムを通ってきたので、何か関連した本はないかと図書館の棚を見ていて「サイゴン」と言う文字が引っ掛かって借りた。行ったのは南のサイゴンじゃなくて北のハノイだったんですけど…(すみません、レポートはそのうち作ります)

 著者がサイゴン駐在中に知合った子連れのバツイチベトナム女性との、サイゴンおよび日本での暮らしを通じて、ベトナム人気質の一端(典型的なのかどうかは分からない)を知ることが出来る本。舞台のスタートはベトナム戦争最末期のサイゴンであり、その緊迫感も巻頭では垣間見える。

 こういう本を何冊読んだところでその国なり人なりを理解したことにはならないのだけれど、そういう考え方、ものの見方もあるのだと覚えておくのは悪いことじゃない。ダナン、ホイアン、フエ、ダラット…海沿いだけでも、ちょっと興味ある町は幾つもあるベトナムだが、次に行く機会が出来るのはいつのことやら。

 2008年7月13日 自宅にて読了
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする