日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2008年7月16日 肉食獣

2008-07-23 22:14:08 | ノンジャンル
 今日は会社を休んで「おとなの社会科見学」の予定だったのですけれども、こういう状況ですので断念、残念でした。各所に予約入れて下さった親分ゴメンなさいm(_ _)m。ちなみに行こうとしていたのは

http://www.mod.go.jp/j/events/ichigaya/tour/
http://www.tdb-muse.jp/
http://www.jal.com/ja/safety/center/center.html
の3ヶ所でございました。うう、残念だ…

 それでも今日の作業のメドがついたので、夜はとっとと退社、親分と五反田に肉を喰いに行く。有名な店なんだそうです。遠くないうちに後輩にステーキご馳走する羽目になりそうなので(>_<)、下見を兼ねて訪問。
http://www.kuroge-wagyu.com/my/

 たいそう人気の店らしいけど造りはカジュアル、店員もお揃いのTシャツだけどキメてるわけじゃなく、接客も素晴らしく良いわけではない。要はごくフツーの店ですな。ハンバーグ(140g)にしました。ステーキは肉の種類がたくさんあって迷いそうです。親分に今日の見学内容と感想を伺いつつ料理を待ちます。

 ンまい!(@_@)です。オリジナルとポン酢と2種類のソースが選べますが、ソースを使わずちょびっと塩を挽いて振って食べるのが噛みしめていちばん味が良く分かります。ぎゅっとした肉のエキスが口中に広がるのは最高!もちろん飲み物は赤ワインでしょう。もう少し種類おいて欲しいけどね、そこらへんが肉以外はあまり拘っていないつーか(笑)。この味なら大きなサイズでもイケちゃいそうだなー。用心用心。

 お話も料理も、良い気分転換になりました。
コメント (3)
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伊佐千尋著 「沖縄の怒り」(文春文庫)

2008-07-23 06:07:26 | 本・映画・展覧会
 米兵による少女暴行事件をきっかけとした県民運動が起きてから、もう10年が経ったそうだ。あれ、もうそんなだっけ?それで、あれから米軍の振舞いは変わったんだっけ?日本(ヤマト)政府の沖縄に対する姿勢は?

 1970(昭和45)年、本土が「世界の国からこんにちは」に向けて浮き足立っている頃、コザ(現沖縄市)でたった1晩のことながら「暴動」があった。暴動と言うのは為政者あるいは米軍から見た言い方ではあるが。

 本書はその「コザ事件」の当夜およびその後の経過を、基地のアメリカ軍人と交流の深い日本人の生活を通じて描きつつ、米軍に蹂躙される沖縄、米軍の後押しすらする日本政府といった姿を描いている。主人公以外はすべて実名とのことで、ドキュメントと見ても差し支えないだろう。

 読み終われば、海だ魚だステーキだと浮かれて沖縄へ向かう自分が浅薄に思えてならないし、では米軍出てけで沖縄経済がどうなるか、代替の経済振興案を打ち出すのは難しい。沖縄を訪問する度、問題を目の前にしながら何も出来ない後ろめたさをこれまで以上に覚えざるを得なそうだ。コザ事件の当時と今と、事情はあまり変わっていなそうだから。

 2008年7月16日 通勤電車車中にて読了
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