2010年1月2日～3日 年越しヨーロッパ（８） イスタンブール→パリ→成田

　長いようで日々列車に乗っていただけのような一週間も最終日。櫃間氏はLHR経由、自分はCDG経由で帰国。２時間ほど後のフライトになるが面倒なので一緒に空港へ行った。が、ちょっと早すぎた…かなり時間を持て余す。かと言って雨となったイスタンブール市内で行く当てなどなかったのだが。

　利用航空会社、行きはKEだったが帰りはAFである。そしてマイレージ口座はNW(今やDL)。こういう航空券の取り方が出来るのはスカイチームの魅力。さて、帰国便でエスプリは感じられるでしょうか…IST-CDGはビジネスと言えどエコノミーと変わらない椅子、単に真ん中の席がテーブルとされているだけ。アメニティはあったけど。じりじりと沈んでゆく夕陽を追いかけるようなフライトだった。

　CDGでは乗り継ぎ悪く４時間近い待ち、今日は空港内に都合８時間近くもいる勘定、止むを得ないとは言え行きのスムーズさに比べるとナンだかなぁ。さしものCDGターミナルEもこの時間になると人影は少なくなり、23時台にSIN、JNBそしてNRTの３便が出て本日はオシマイとなる。ラウンジは広大だが食事はダメダメ、やはり成田を凌ぐところはない？(個人的には香港のCXより成田のJLかと)

　そんな遅くの出発でもしっかりとミールサービスが行われ、折角なので食べてみる…オイシイじゃないの。さすが美食の国か？ワインもイイね！眠くてもうあまり飲む気にならないのが勿体ない。シートはJLで言うシェルフラットNEOっぽいが、さらにフラットな感じ…おかげで４時間近くノンストップで眠れた。

　スナックサービスはカップ麺などもあったが、バリエーションはJLの方が豊富。だが朝食のクロワッサンはヘタにそこらのパン屋で買うより美味しかったかも…恐れ入りました。

　街の灯りが見えたのでフライト情報を見ると、なんとロシアではなく韓国を飛んでいる。行きと同じルートを戻ってきたようで、CAに訊いたら「本日はシベリア上空の天候が悪いようで…」と言っていたが本当かなぁ？そのせいかどうか、出発は10分遅れの到着は50分遅れ。それを最後の最後に「本日は到着が遅くなり」のひとことであっさり済ませるところが外航かな。成田でも乗り継ぎ悪く、帰宅は23時近く。けっこう時間がかかったなー。ちょっとぐったりした旅の終わりでありました。

（おしまい）

2010年1月1日 年越しヨーロッパ（７） イスタンブール

　元旦。前回プラハでは未明までドンチャカ騒ぎがあって悩まされたが、ここではやらなかったのか隔離された場所だったのか斯様なことはなく。カーテンを開ければ快晴、夜中まで渋滞していたホテル脇の通りも閑散。ん？風が強いな…

　と、櫃間氏が珍しく「おぉっ」と声を上げる。「ん？」「いま、上からハシゴが落ちてった！」「は？」なんと、たぶん屋上にあった大きなハシゴ(というより階段？)が10階分を地面に落下。落ちたのが庭側で良かったが正面玄関側だったら…おーコワ。そんな出来事もあり、風の強い午前中は部屋でおねおね。お雑煮を食べ、おしるこを飲んで。これでTVで「新春かくし芸大会」でもやってりゃカンペキなんだが。

　年が改まり、SPGのステイカウントもリセットされたのでホテルをSPG系に移動し元旦から実績作り(笑)。移動した先は歩いて10分ほどのＷという、コンテンポラリーなんだかラブホなんだかワカラン怪しい雰囲気(爆)のブランドホテル。スイートにアップされたは良いがベッド１つしか無いじゃない！夕方までにエキストラ入れてちょーヨとお願いし、少し風の収まってきた街を徘徊。

　さすが海に面した街だけあり、イスタンブールにはシーフードレストランの集まる一角があった。もちろんそうした店でもケバブなども食べられはするのだが…メニューを見ても魚の種類は良く判らないが、大きなトレイに入れてその中から選び、調理方法を指定するシステム。基本は塩焼きなようだが、幸いウマかった。イカやらエビやらも食べられて満足。やはり食事は１人より複数で食べた方が、種類も気分も良い。写真は昼食に入ったカフェテリア方式のお店、良かったな～。

(W hotel Istanbul泊)