北の漁村と言うと曇り空、荒れる海、吹きすさぶ風…みたいなイメージ?それとも北海道旅行で走り回った時の抜けるような青空と真っ青な海、爽やかな風みたいな?
40年以上のキャリアながら初の個展らしい経塚氏の写真は、どちらかと言えば前者の趣。永年撮り貯めた作品、撮影が1970年代のものなど背景にSLは映っていないか、ネオ・ヒストリックカーの姿は見えないかと余計に覗き込んでみたり(笑)。でも確かに、自分が行き始めた頃の北海道にはまだこういう感じの漁村があったし、垢抜けない子供が遊んだりもしていた。
モノクロの作品からは、厳しいばかりでなく、生活の素朴な喜びや飾り気のない人々の交わりなど、息遣いも伝わってくる。カニ族と呼ばれ放浪した世代なら頷けるに違いない作品が多い。こうしてみると、北海道の浜の風景も住む人々もずいぶん変わったものだと驚かされた。またドライブしたいなぁ。
2012年9月25日 銀座キヤノンギャラリーにて
※スマホぶっ壊れ写真を吸い上げていなかったため画像ありません
40年以上のキャリアながら初の個展らしい経塚氏の写真は、どちらかと言えば前者の趣。永年撮り貯めた作品、撮影が1970年代のものなど背景にSLは映っていないか、ネオ・ヒストリックカーの姿は見えないかと余計に覗き込んでみたり(笑)。でも確かに、自分が行き始めた頃の北海道にはまだこういう感じの漁村があったし、垢抜けない子供が遊んだりもしていた。
モノクロの作品からは、厳しいばかりでなく、生活の素朴な喜びや飾り気のない人々の交わりなど、息遣いも伝わってくる。カニ族と呼ばれ放浪した世代なら頷けるに違いない作品が多い。こうしてみると、北海道の浜の風景も住む人々もずいぶん変わったものだと驚かされた。またドライブしたいなぁ。
2012年9月25日 銀座キヤノンギャラリーにて
※スマホぶっ壊れ写真を吸い上げていなかったため画像ありません