日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【本】たかのてるこ著 「キューバでアミーゴ!」(幻冬舎文庫)

2015-03-18 21:07:23 | 本・映画・展覧会
 何だかんだと否定的なコメントを書きながらも著者の本4冊目。なぜって、キューバとアメリカが「歴史的和解」の雰囲気だから…距離的には近い両国間だから、本当に渡航解禁になればアメリカ人がどっとキューバに押し寄せ、その観光客パワーでキューバの観光地は大きく変わってしまうだろう。行くなら今のうちだと本気で思う。もう少し早く分かっていればこの夏休みに行ったのに、もう別の国で手配が進んじゃってるよ。

 今回のキューバはこれまで以上に、街に腰を落ち着け地元民との触れ合いが深い。そしてちょっと知り合った人に誘われホイホイと家に招かれたり、パーティーに同行したりする。今回は(本文には殆ど登場しないが)私生活のパートナーらしきカメラマンも同行している様子なので余計に安心して行動できているのだろうが、大した好奇心と行動力だ。

 仮に自分に彼女くらいの歳で彼女並みの時間があったとしても、きっとこういう行動はしないしできなかったろう。旅に出て現地の人々と触れ合いそこから色々なことを学んでいる(のか分からないが)筆者と、基本的に独りで見たもの感じたものの範囲で(それが極めて限られたものだという認識はある)訪問の印象をまとめてゆく自分と、正反対のスタイルが際立って感じられ興味深かった。彼女のような旅のスタイルがあることは認める。肯定も否定も、侮蔑も羨望もない。

 読了日失念
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2015年3月11日 【エセ善人】忘れないでいられるか

2015-03-18 07:41:37 | エセ善人ねた
 東日本大震災から4年、自分も色々な反省や備えを忘れつつあることから、久しぶりに会社から歩いて帰宅することにした。

 残業して20時にスタート、過去数回歩いた中でも一番遅い出発。歩き始めはちょっと寒い。あの晩も寒かった。原付を借りて大渋滞の道路をノロノロと走っただけでも軍手だけの両手は固まってしまったよなぁ…その道路も、今夜はさほど遅くないのに空いている(写真)。あの日はテールランプでぎっしり埋め尽くされた視界が、今夜は暗い。コンビニでPETボトルの水1本だけ買って歩く。

 1時間歩いたところでちょっと気分が悪くなり足がふらついた。考えてみると夕飯を食べていない。あの日食べられなかった人のことを思うと申し訳ない気がしたが、通りすがりの中華料理屋で定食。しょぼくれた外観、雰囲気通りの味だった。それでも30分の休憩で元気復活、あとは一気に歩けた。寒さも気にならなくなった。

 13kmほどの道のり、2時間40数分で帰り着いた。30分休憩していたことを考えると2時間10分、平均時速6km程度で歩いたことになる。久しぶりに歩いたので「完歩」できれば良いと思っていたので嬉しい誤算。すぐに風呂に入って脚をマッサージ、あの日どれほど多くの人が寒い一夜を過ごしただろう。津波等の被害から逃れはしたが、朝を迎えられなかった方もいたに違いない。

 節目の日に何らかの行動するのは悪くないと思った。
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