何だかんだと否定的なコメントを書きながらも著者の本4冊目。なぜって、キューバとアメリカが「歴史的和解」の雰囲気だから…距離的には近い両国間だから、本当に渡航解禁になればアメリカ人がどっとキューバに押し寄せ、その観光客パワーでキューバの観光地は大きく変わってしまうだろう。行くなら今のうちだと本気で思う。もう少し早く分かっていればこの夏休みに行ったのに、もう別の国で手配が進んじゃってるよ。
今回のキューバはこれまで以上に、街に腰を落ち着け地元民との触れ合いが深い。そしてちょっと知り合った人に誘われホイホイと家に招かれたり、パーティーに同行したりする。今回は(本文には殆ど登場しないが)私生活のパートナーらしきカメラマンも同行している様子なので余計に安心して行動できているのだろうが、大した好奇心と行動力だ。
仮に自分に彼女くらいの歳で彼女並みの時間があったとしても、きっとこういう行動はしないしできなかったろう。旅に出て現地の人々と触れ合いそこから色々なことを学んでいる(のか分からないが)筆者と、基本的に独りで見たもの感じたものの範囲で(それが極めて限られたものだという認識はある)訪問の印象をまとめてゆく自分と、正反対のスタイルが際立って感じられ興味深かった。彼女のような旅のスタイルがあることは認める。肯定も否定も、侮蔑も羨望もない。
読了日失念
今回のキューバはこれまで以上に、街に腰を落ち着け地元民との触れ合いが深い。そしてちょっと知り合った人に誘われホイホイと家に招かれたり、パーティーに同行したりする。今回は(本文には殆ど登場しないが)私生活のパートナーらしきカメラマンも同行している様子なので余計に安心して行動できているのだろうが、大した好奇心と行動力だ。
仮に自分に彼女くらいの歳で彼女並みの時間があったとしても、きっとこういう行動はしないしできなかったろう。旅に出て現地の人々と触れ合いそこから色々なことを学んでいる(のか分からないが)筆者と、基本的に独りで見たもの感じたものの範囲で(それが極めて限られたものだという認識はある)訪問の印象をまとめてゆく自分と、正反対のスタイルが際立って感じられ興味深かった。彼女のような旅のスタイルがあることは認める。肯定も否定も、侮蔑も羨望もない。
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