【映画】セッション

　この映画、編成やジャンルの好き嫌いはともかくドラムやってる方は必見！とりあえず予告編をご覧下さい。[こちら]

　こんな感じですさまじい狂気。「音」を「楽」んでいるようには見えず、取り憑かれているか怨みを晴らそうとしているようにしか見えない執着ぶり。それこそがとことん真摯に音楽と向かい合っている証拠と肯定する向きもあるかもしれないが、どうでしょう？演奏が終わった後の彼らを包むものは幸福感か、征服感か、復讐を終えた満足感なのか。

　ビッグバンドの練習風景、スコアの扱いなど本当にこんな感じなのかな？見たら怖気づいちゃう人がいるかもしれない。なので音楽関係者の評判はあまり宜しくないようです。あまりに誇張しすぎている、と。

　とりあえず凄い演奏を聴いてみませんか？
　オリジナルタイトルは"Whiplash"、本作バージョンは[こちら]
　ついでに名曲"Caravan"の本作バージョンは[こちら]

　2015年2月27日　JL416便(パリ→成田)機内にて

追伸
　本作中で名前の出てきたバディ・リッチの演奏を改めてみたけど、凄いとか素晴らしいとか通り越して呆れるしかないって感じでした。