日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】海難1890

2015-12-29 20:20:55 | 本・映画・展覧会
 今年読んだ本の中に「海の翼 エルトゥールル号の奇蹟」があったが、それを映画化したような作品。

 残念、本の方が内容に厚みがある。映画は遭難シーンはテヘラン爆撃シーンに迫力があるが、物語の細部まで描ききれていない。

 ただ、テヘラン脱出の際に人々を説得するシーンでことさらに「エルトゥールル号の恩を」と言っていないのは感心した。「彼ら(取り残された日本人)を救えるのは我々だけだ」と言うヒューマニズムに訴えている。真相はどちらか?それだけで席を譲ってくれるほどトルコ人は道徳心に篤いのか?

 …と、「トルコの人々とはこれからも仲良くやってゆこう」と思いたくなる作品なんだけど、現実にはロシア軍機を撃墜しちゃって、真相がちょっと怪しかったりして、世の中そう単純ではないんだよなぁと改めて嘆息するのだった。写真はライトアップされた劇場です。

 2015年12月7日 川崎・チネチッタにて
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2015年12月6日 【ハイク】御岳山

2015-12-29 07:05:50 | 旅行・ハイク&ウォーク
 夏の谷川岳以来ごぶさただった山歩きに、ユースホステル宿泊と絡めて行きました。

 「江口寿史展」を見てバスでJR武蔵溝ノ口駅へ、南武線~青梅線と乗り継いで終点の手前・古里(こり)で下車。青梅線は久々でしたが今や日中は立川から奥多摩まで直通してないんですね、青梅乗換え面倒だ~。でも4両でもガラガラなんでJRの判断は正しいか。反対側の電車は妙にランナー姿の客が多いと思ったら奥多摩渓谷駅伝競走大会だったようです。

 古里で降り、しっかりストレッチ。日の短いこの時期、13時から歩き始める人などいません。少し都道45号を進んで右手へ入る。駅前にコンビニ、上り口手前にトイレあり。獣除けの金属柵を越えて山道開始、次々と下山客とすれ違います。人気コースなんだな~。よく整備されており木の根を跨ぐような厳しい箇所はないが、とにかくひたすら登ってゆく。さいきん会社での階段上りもしていない身体には堪えます…。

 1時間ほど登りが続き、林間で早くも薄暗くなっていましたが尾根に出たところでパッと明るくなり、斜度もやや緩くなりました。やれやれ~。持参の地図のコースタイムと見比べるとけっこう早い。久々なので抑えたつもりが気が急いてペースアップしちゃったのかな。この地点で貯金があるなら、迷いさえしなければ確実に明るいうちに到着できる。そうそう今日は時節柄ヘッドランプを携行しようと思っていたのに荷物に入れ忘れました。久々だと細々と忘れ物しますね。

 家族連れ1組を追い越した以外は同じ方向に歩く人は見掛けず、下山方向の人とは大勢すれ違いました。御岳山へのコースは幾つもあるが、ケーブルカーを使わない中ではここが距離的にちょうど良くメインコースなのかもしれません。マップで1時間55分と書かれた大塚山に1時間30分で到着。重なる山々が見える展望地、ちょっと冷えてきたかな?いやまだ大丈夫。

 そこから思い切りペースダウンし、40分で御岳山の宿舎街を抜け、登山道よりキツい登りを経て神社へ。本殿は普請中。横を抜け裏手を更に登ると山頂の石柱(写真)。けっこう地味ですね。曇ってきたのと暗くなってきたのと眺めはいま一つでした。一気に冷えてきたので宿へ。風呂で暖まり、暖房効いた部屋で薄着で居たので再び外に出るのが億劫で、少し歩けば都心方向の夜景が綺麗に見えるはずなんだけど見ませんでした。神社近くの商店で買った地元小澤酒造の「澤乃井」をチビチビ呑みながら持参の雑誌を読み、ゆったりとした夜を過ごしました。風呂でしっかりマッサージしたけど早くも筋肉痛の気配が…。

 翌朝はケーブルカーに乗らず徒歩で滝本まで降り(所要40分くらい)、滝本からバスで御嶽駅、そこから電車を乗り継いで帰宅し昼から出勤しました。

 御嶽YH 泊
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