秩父鉄道の終着駅・三峰口駅構内に保存してある各種車両が5月から、一部は解体されるというショッキングなニュースを目にした(こちら)ので、休日の予定を変更して見に行くことにした。せっかくならと往復の列車選びも工夫した。そんなプチ鉄旅な一日。
(1)西武鉄道 新型特急電車001系「ラ・ビュー」
銀ピカボディに丸いアタマ、B-29爆撃機を連想すると言ったら悪趣味だろうか。デビューして間もないこともありホームで乗車を待つ人々もワクワク顔。インパクトあるのは前頭部だけではなく、巨大な側窓、ソファ状のシート(ちゃんとリクライニングも回転もする)と乗車時間1時間半程度の列車にしては物凄い気合いの入れ方だと思った。好き嫌いは別に、この姿勢は評価すべき。走行中も沿線からの視線が痛いほどだった。終点・一つ手前、横瀬で下車し、反対側で待機中の秩父鉄道直通電車に乗り換え。西武~秩父連絡線を初体験。
(2)秩父鉄道 急行「秩父路」
御花畑で下車し三峰口へ向おうとしたが、各停をやり過ごして後続の急行電車で行くことにした。スタンプラリーと、期間限定発売の芝桜型記念急行券と、元東急の通勤電車でない2ドア車6000系乗車のため。元特急「レッドアロー」の座席をボックス型に配置した内装で、空いていた車内で足を投げ出しのんびり。
(3)秩父鉄道 車両公園(写真)
今日の主目的だが時すでに遅し。貨車4両は間近に見られたが、電車および電気機関車は手前に規制ロープが張られて近寄れず。最も近い電車(クハニ29)だけは外観を見られたが屋根はめくれ、窓ガラスは割れ、窓枠は歪み…大正時代の電車の台枠を広げ新造車体を載せ電機部品を更新したユニークな経歴を持つ電車だが、レストアするなら数千万円はかかるだろう。屋根はかけられないにしろ、せめてシートで保護するとかできなかったのかと思う。貨車は「ワキ」より背の低い「テキ」と、ボギー台車な緩急車「ヨ」に希少価値があり、秩父で維持できないなら貨物鉄道博物館で保存できないものか。
(4)両神温泉薬師の湯
インターバルは温泉。三峰口駅から小鹿野(おがの)町営バスで行く。他にも候補はあったが、バスの時間と訪問歴のなかったことが決めて。少しぬるめなので長風呂、上がってクッションの効いたベンチでごろ寝。隣接の道の駅で昼食。素晴らしき快晴の休日なり。
(5)秩父鉄道 SL列車「パレオエクスプレス」
C58 363が12系を牽引する「東京から一番近いSL列車」、実は初乗車。指定券を買っておいたがガラガラで出発。途中の一部区間だけバスツアーの客が乗って賑やか。12系もスハフは昭和53年製、だがオハは昭和45年製の初期車で来年には50歳!外板はかなりくたびれてきており、今後どうなるのか。ワゴン3台も車内販売が乗ってアレコレ売っており、思わず売上貢献してしまった。
(6)秩父鉄道 沿線キャラクター「わくわくスタンプラリー2019」
最初に御花畑で下車してポスターに気付き、ノルマの3駅なら今日いけると判って参加。御花畑そして歩いて秩父へ移動、SL列車を降りた熊谷で3つ目。コースター1枚だが嬉しい。秩父鉄道は一般車両にも多彩なラッピング、駅に観光案内資料も多く、やる気が伺えた。
熊谷からJRのグリーン車で都内に戻り、予約していたライブにはちょうど良い時間に到着した。クルマで行くと果てしなく遠い秩父も列車だとさほどでもない。車窓が魅力的な秩父鉄道では興味あるウォーキングイベントを開催していることも知り、近いうちに再訪しようと思う。
(1)西武鉄道 新型特急電車001系「ラ・ビュー」
銀ピカボディに丸いアタマ、B-29爆撃機を連想すると言ったら悪趣味だろうか。デビューして間もないこともありホームで乗車を待つ人々もワクワク顔。インパクトあるのは前頭部だけではなく、巨大な側窓、ソファ状のシート(ちゃんとリクライニングも回転もする)と乗車時間1時間半程度の列車にしては物凄い気合いの入れ方だと思った。好き嫌いは別に、この姿勢は評価すべき。走行中も沿線からの視線が痛いほどだった。終点・一つ手前、横瀬で下車し、反対側で待機中の秩父鉄道直通電車に乗り換え。西武~秩父連絡線を初体験。
(2)秩父鉄道 急行「秩父路」
御花畑で下車し三峰口へ向おうとしたが、各停をやり過ごして後続の急行電車で行くことにした。スタンプラリーと、期間限定発売の芝桜型記念急行券と、元東急の通勤電車でない2ドア車6000系乗車のため。元特急「レッドアロー」の座席をボックス型に配置した内装で、空いていた車内で足を投げ出しのんびり。
(3)秩父鉄道 車両公園(写真)
今日の主目的だが時すでに遅し。貨車4両は間近に見られたが、電車および電気機関車は手前に規制ロープが張られて近寄れず。最も近い電車(クハニ29)だけは外観を見られたが屋根はめくれ、窓ガラスは割れ、窓枠は歪み…大正時代の電車の台枠を広げ新造車体を載せ電機部品を更新したユニークな経歴を持つ電車だが、レストアするなら数千万円はかかるだろう。屋根はかけられないにしろ、せめてシートで保護するとかできなかったのかと思う。貨車は「ワキ」より背の低い「テキ」と、ボギー台車な緩急車「ヨ」に希少価値があり、秩父で維持できないなら貨物鉄道博物館で保存できないものか。
(4)両神温泉薬師の湯
インターバルは温泉。三峰口駅から小鹿野(おがの)町営バスで行く。他にも候補はあったが、バスの時間と訪問歴のなかったことが決めて。少しぬるめなので長風呂、上がってクッションの効いたベンチでごろ寝。隣接の道の駅で昼食。素晴らしき快晴の休日なり。
(5)秩父鉄道 SL列車「パレオエクスプレス」
C58 363が12系を牽引する「東京から一番近いSL列車」、実は初乗車。指定券を買っておいたがガラガラで出発。途中の一部区間だけバスツアーの客が乗って賑やか。12系もスハフは昭和53年製、だがオハは昭和45年製の初期車で来年には50歳!外板はかなりくたびれてきており、今後どうなるのか。ワゴン3台も車内販売が乗ってアレコレ売っており、思わず売上貢献してしまった。
(6)秩父鉄道 沿線キャラクター「わくわくスタンプラリー2019」
最初に御花畑で下車してポスターに気付き、ノルマの3駅なら今日いけると判って参加。御花畑そして歩いて秩父へ移動、SL列車を降りた熊谷で3つ目。コースター1枚だが嬉しい。秩父鉄道は一般車両にも多彩なラッピング、駅に観光案内資料も多く、やる気が伺えた。
熊谷からJRのグリーン車で都内に戻り、予約していたライブにはちょうど良い時間に到着した。クルマで行くと果てしなく遠い秩父も列車だとさほどでもない。車窓が魅力的な秩父鉄道では興味あるウォーキングイベントを開催していることも知り、近いうちに再訪しようと思う。