20世紀の終わりに書かれちょっと有名になった本を、20年遅れで読んでみた。「パラサイト・シングル」とは、結婚せず(シングル)、親と同居(寄生=パラサイト)する子供のことを指す。
時代は変わった。本書が書かれた頃、パラサイト・シングルは多くの場合、子供たちの選択の結果だったはずだ。20年経った今、経済的に「独立したくとも独立できない」子供が増えているのではないか。そしてさらに、本書でも指摘されている「一人がラク」という考えは増え、草食系と呼ばれる異性に関心を持たない若者も増えていると聞く。要はパラサイト・シングルは増加しているのではないかと思うのだ。
時代の趨勢をキャッチし、統計で裏付けた本書は価値ある書だった。20年後の「定点観測」結果を上梓して欲しいと思うのだが、それが判ったところでどうしたと言われそうな気もしないではない。
2019年5月9日 通勤電車にて読了
時代は変わった。本書が書かれた頃、パラサイト・シングルは多くの場合、子供たちの選択の結果だったはずだ。20年経った今、経済的に「独立したくとも独立できない」子供が増えているのではないか。そしてさらに、本書でも指摘されている「一人がラク」という考えは増え、草食系と呼ばれる異性に関心を持たない若者も増えていると聞く。要はパラサイト・シングルは増加しているのではないかと思うのだ。
時代の趨勢をキャッチし、統計で裏付けた本書は価値ある書だった。20年後の「定点観測」結果を上梓して欲しいと思うのだが、それが判ったところでどうしたと言われそうな気もしないではない。
2019年5月9日 通勤電車にて読了