日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2020年6月3日 【仕事】資格試験ことごとく延期

2020-06-24 20:00:00 | 仕事
 6,7月に受験が集中していた4つの資格試験はことごとく中止となり、チャンスは秋以降の回となった。試験勉強をする時間の余裕ができたことより、今年度はいろいろ(会社にPRできる)資格を取るぞーと思っていたモチベーションのロスの方が大きい。

 資格を取ったところで今は報奨金が出るわけじゃ無し(昔は出た…何だかんだで合計20万円以上もらった)、もちろん給料が上がるわけでもない。そして退職後の再就職に有利かもしれない、立派な資格でもない(一夜漬けで取れるような資格なのだから)。受験料とテキストで一資格一万円はかかる。それに少しばかりの勉強時間。モチベーションがなくなってしまうと無駄としか思えない。その時間をUBER EATSの配達バイトにでも使ったらとさえ、今なら思えてしまう。

 この秋、私はお勉強するのでしょうか。
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【本】小飼 弾著 「働かざるもの、飢えるべからず。」(サンガ新書)

2020-06-24 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 サブタイトルは長く「だれのものでもない社会で、だれもが自由に生きる-社会システム2.0」。2.0と書くあたり「インダストリー4.0」みたいであざとい(笑)。が、内容は全然あざとくなく笑えない。

 そもそもタイトルを一瞥して「そんなの当たり前じゃ…ん?食うべからずじゃなくて!?」と大抵の読者は思うのではないか。ツカミは万全だ。しかし目次が長い。25頁もある。書いてる一つ一つの項すべてを網羅しているためだ。ここだけ読めば本文は読まなくても内容は伝わってくるかも?

 要は国民に対するベーシック・インカム(BI)を引き上げよと言う話に総括されそうだ。乱暴に書くなら、生活保護給付額を引き上げ、全世帯に給付すると言い換えても良い。そのレベルで良いやって人は働かず、よりお金が欲しい人や自己実現を目指す人だけが働けば良い、その方が生産性は向上すると(そこはそうかもしれない)。

 それで(平均すれば)現在より多くの国民が少なくとも物質的、金銭的に幸せになるのならと思わないでもないが、一方で給付頼みのグータラ民が増えるのではないかと言う疑念は捨てきれない。日本人は本質的に勤勉だから大丈夫とは、昨今の日本社会を見て思えはしない。

 何より、富裕層に多い保守基盤に支持された政治家が、本策の実施を検討するとは思えず、せっかくの奇策であればそこをどう処理するのかまで書いて欲しかった。

 2020年5月23日 自宅にて読了
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