日々のつれづれ(5代目)

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2024年9月13~20日 【旅行】LCC&特典航空券で行くベトナム(7)ダナン→シンガポール→北京→東京

2024-10-02 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

9月19日、7日目はベトナム最終日。昨日ほどではないが荒天のため、昼のチェックアウトまで部屋で過ごし、Grabでクルマを手配し空港へ向かい、帰途に就く。夜行便を含み、到着は20日となる。

 帰りはユナイテッド航空のマイレージ特典航空券だが、検索で妙なルートが出てくるのが面白いところ。貧乏根性丸出しで、同じ所要マイルで取れる航空券の中から中継地宿泊なし(ホテル代節約)で、適度な乗継時間で、最も遠回りなルートを選択。3フライトで22,000マイル+諸税6,000円強と言うのは超お値打ち。手持ちのマイル数が少ないためエコノミークラス、なので身体はしんどいかもしれない。

【Flight 6】ダナン(DAD)→シンガポール(SIN) SQ173(9V-MBJ:A321)(写真上段)
 シンガポール航空に乗るのは、2006年にブルネイへ行った時以来。エコノミークラスのため、航空会社ラウンジは使えない。だがプライオリティ・パスで国際線の発着するT2にある2カ所のラウンジが使える。CIP ORCHID LOUNGE2に入ったが、フード、ドリンクとも十分にあった。 
 大人気のSQ、サービスは人気に見合ったものだったか?どうかなあ。ミールは紙箱に入ったもので、とにかくチープ。短距離便なので出るだけマシと言ったレベル。飛行時間は2時間20分。

【Flight 7】シンガポール(SIN)→北京(PEK) SQ800(9V-SHF:A350-900)(写真中段)
 シンガポールでの乗り継ぎは4時間半、ここでもプライオリティ・パスのお世話になりラウンジで過ごす。T3端っこのA13ゲートにつき、延々とコンコースを歩き、中央部分のバタフライガーデンなど一回り。ラウンジでなくお店でお金払って肉骨茶(バクテー)を食べようと思ったのだが、それを出す店のあるフードコートは改装工事中。海南鶏飯(チキンライス)を出す店ならあったのだが、夜だし少し重すぎる。
 T3に3カ所あるラウンジ、最初に入ったAMBASSADOR LOUNGEはフードこそ豊富だったがアルコールなしのため早々に退散。2軒目のMarhaba Loungeはフード貧弱、タイガービールとワイン赤白各2種あり。またコンコースを延々と歩き、A16ゲートへ。メガエアポートは歩き疲れる。

 特典航空券で最も長距離を飛べるのはジャカルタ経由だったのだが、ジャカルタで1泊となる。ホテル代を節約するため、夜行便となる北京経由を選んだ。日付が変わった深夜1時過ぎの出発であり、搭乗したらお酒だけ貰ってミールは断り、耳栓とアイマスクで熟睡。起き抜けのスナックサービスもあったようだがスキップされていた。飛行時間は5時間25分。

【Flight 8】北京(PEK)→成田(NRT) CA925(B-5906:A330-300)(写真下段)
 北京での乗り継ぎは2時間、トランジットならビザ不要。3たびプライオリティ・パスのお世話になる。入ったのはBGS Premier Lounge、朝なのでお酒は要らない。フードは少々物足りないバラエティだったが、中国らしく肉饅や焼売があったので良しとするか。

 エア・チャイナ(中国国際航空)搭乗は、2010年にハルビンへ行った時以来。正直期待はしていないが、怖いもの見たさと言うか…ANA便が表示されていれば、そちらを選んだかもしれないのだが。前席の横柄な華人カップルが離陸前にシートを倒してきたので文句を言ったら、ベルトサイン消灯後にどこかへ消えた。ひょっとしてどこぞのボンボンだったのかしらん。機内食のピリ辛チキンは美味。他は特筆事項なし。いわきまで通り過ぎてから南下、成田へアプローチ。飛行時間は3時間4分。夜に川崎での飲み会に誘われたので、スカイライナーで急いで帰宅、昼寝して着替えてお土産を持って出かけた。

・下地島空港の出国印ゲット
・ホイアン/フエ/ダナン初訪問
・少ない出費でアジア周遊8フライト
と、満足ゆく旅ができた。来年はワンワールド特典航空券で二度目のビジネスクラス世界一周をしたい。それと久しぶりのベトナム、今回はホーンの洪水に諦めがついたせいか日程に余裕あったせいか、良い気分で旅を続けられた。第三の都市ハイフォンや高原リゾートのダラット、マリンリゾートのフーコック島など、行ってみたくなった。(おわり)

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2024年9月13~20日 【旅行】LCC&特典航空券で行くベトナム(6)フエ

2024-10-02 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 9月18日、6日目。今日は古都フエへまでツアーバス(9,000円弱)で日帰り観光。しかし部屋の窓から眺めても、そう遠くないドランゴン橋ですか霞んで見える悪天候。これは台風になりそうな低気圧が接近しているとの事。本当にツアー行くのか?連絡ないまま待つこと50分、予定より30分以上遅れて迎えが来た。ツアーはホイアン発で、ダナンまでの道が大雨でスピードを上げられず遅れたとのこと。一行10名、他は全員が欧米系。

 出発すると、悪天候のためハイヴァン峠からの眺望は楽しめそうにないためカットし、他も水の状況によって変更や車内から見学となる旨のアナウンスがあるが当然だろう。ダナンの街を離れ小さな村を抜ける時など、そこら中で道路が10cm以上冠水している中を進む。ハイヴァン峠は有料トンネルで通過、そういう道ができていたとは。それにしても視程が悪い(写真上段左)。以下、立ち寄りポイントを列記してゆく。

(1)真珠屋(写真上段中左)
 途中のランコー湾(このへん)は砂州になったエリア、ここでトイレストップを兼ねて真珠屋へ。5分ほどのビデオでは真珠がどうやって作られるか、ここでどう加工しているかを紹介。ビデオの中でアコヤ貝と言う日本語がそのまま使われていた。もちろん売り場はロクに見ず退出。

(2)カイディン帝廟(a href="https://maps.app.goo.gl/ggm3qFf3oCjdFzsB6">ここ(写真上段中右)
 ダナンから2時間半ちょっとでフエのエリアに到着したようだ。何やら由緒ある施設の前に着いたが、物凄い雨と階段を流れ落ちる「滝」に一組の参加者を覗いて車内から見学。

(3)フエ王宮跡(a href="https://maps.app.goo.gl/uFneoYvk1QkKFnp28">ここ(写真上段右、下段左、中左)
 ツアーの主要地、幸い雨が小降りになったので、傘を差して敷地内を見学。広い。時代により建物の様式も変わっているようで、歴史的背景ぬきの理解はできない。

(4)ティエンムー寺(a href="https://maps.app.goo.gl/Q6ikVrBPh9EYsv4bA">ここ(写真下段中右、右)
 重厚なパゴダと、本堂を見学。厳格な坊さんがいて、だらしない恰好の欧米人などは本堂に入れていなかった。

(番外)<訪問中止>ハイヴァン峠(a href="https://maps.app.goo.gl/pyEh84quEEnQkSHJ9">ここ

 帰りは雨もほぼ上がり視程や路面状況が良くなったこともあり、2時間ちょっとでホテルに到着。やれやれ凄まじい天気だった。夜はまた雨になり、手近にホテル横のベトナム風中華料理屋で済ます。

 [Haian Riverfront Hotel Da Nang 泊②]

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【本】増田ユリヤ著 「揺れる移民大国フランス-難民政策と欧州の未来-」(ポプラ新書)

2024-10-02 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 フランスに行ってみると、旅行者ではないアラブ系やアフリカ系の人が大勢いることに気付く。本書タイトルである「移民大国」と言うのも頷ける。

 本書にはフランスの移民受入の考え方、やり方、受け入れ後の問題が書かれている。移民に対するハードルの極めて高い日本とは反対にフランスのそれは割と低いようで、結果として多くの移民がフランス(本国)国内に居住することになる。

 だが、受け入れられた移民がその後に手厚いケアを受けられるかと言うと答えはノーなようで、受け入れはしたけど後は放置、みたいな現実が見えてくる。大抵の移民は地位が高く高給なポジションの職は得られないため、既存の住民との所得格差による摩擦などが起こってくるのは自明。別にフランスだけでなく、移民を受け入れた国ではどこでも起きる事象に思える。

 移民によるトラブルは避けられないのか。やはり安易に移民を受け入れるべきではないのか。判っていても受け入れられなければならない社会的義務とは何だろうか。移民による社会の活性化やレベル向上は、本当に期待できるものなのか。或いは、トラブルを含め覚悟して受け入れなければ社会の衰退に歯止めがかからない、危機的状況なのだろうか。

 本書を読み「日本人は移民を受け入れるよりは高齢化による衰退化を選ぶ」という説を思い出した。我々はこのままが良いけど、後の世代はそれで良いのかって話だよね。

 2024年9月17日 LJ358便(下地島→仁川)機内にて読了

 

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