9月19日、7日目はベトナム最終日。昨日ほどではないが荒天のため、昼のチェックアウトまで部屋で過ごし、Grabでクルマを手配し空港へ向かい、帰途に就く。夜行便を含み、到着は20日となる。
帰りはユナイテッド航空のマイレージ特典航空券だが、検索で妙なルートが出てくるのが面白いところ。貧乏根性丸出しで、同じ所要マイルで取れる航空券の中から中継地宿泊なし(ホテル代節約)で、適度な乗継時間で、最も遠回りなルートを選択。3フライトで22,000マイル+諸税6,000円強と言うのは超お値打ち。手持ちのマイル数が少ないためエコノミークラス、なので身体はしんどいかもしれない。
【Flight 6】ダナン(DAD)→シンガポール(SIN) SQ173(9V-MBJ:A321)(写真上段)
シンガポール航空に乗るのは、2006年にブルネイへ行った時以来。エコノミークラスのため、航空会社ラウンジは使えない。だがプライオリティ・パスで国際線の発着するT2にある2カ所のラウンジが使える。CIP ORCHID LOUNGE2に入ったが、フード、ドリンクとも十分にあった。
大人気のSQ、サービスは人気に見合ったものだったか?どうかなあ。ミールは紙箱に入ったもので、とにかくチープ。短距離便なので出るだけマシと言ったレベル。飛行時間は2時間20分。
【Flight 7】シンガポール(SIN)→北京(PEK) SQ800(9V-SHF:A350-900)(写真中段)
シンガポールでの乗り継ぎは4時間半、ここでもプライオリティ・パスのお世話になりラウンジで過ごす。T3端っこのA13ゲートにつき、延々とコンコースを歩き、中央部分のバタフライガーデンなど一回り。ラウンジでなくお店でお金払って肉骨茶(バクテー)を食べようと思ったのだが、それを出す店のあるフードコートは改装工事中。海南鶏飯(チキンライス)を出す店ならあったのだが、夜だし少し重すぎる。
T3に3カ所あるラウンジ、最初に入ったAMBASSADOR LOUNGEはフードこそ豊富だったがアルコールなしのため早々に退散。2軒目のMarhaba Loungeはフード貧弱、タイガービールとワイン赤白各2種あり。またコンコースを延々と歩き、A16ゲートへ。メガエアポートは歩き疲れる。
特典航空券で最も長距離を飛べるのはジャカルタ経由だったのだが、ジャカルタで1泊となる。ホテル代を節約するため、夜行便となる北京経由を選んだ。日付が変わった深夜1時過ぎの出発であり、搭乗したらお酒だけ貰ってミールは断り、耳栓とアイマスクで熟睡。起き抜けのスナックサービスもあったようだがスキップされていた。飛行時間は5時間25分。
【Flight 8】北京(PEK)→成田(NRT) CA925(B-5906:A330-300)(写真下段)
北京での乗り継ぎは2時間、トランジットならビザ不要。3たびプライオリティ・パスのお世話になる。入ったのはBGS Premier Lounge、朝なのでお酒は要らない。フードは少々物足りないバラエティだったが、中国らしく肉饅や焼売があったので良しとするか。
エア・チャイナ(中国国際航空)搭乗は、2010年にハルビンへ行った時以来。正直期待はしていないが、怖いもの見たさと言うか…ANA便が表示されていれば、そちらを選んだかもしれないのだが。前席の横柄な華人カップルが離陸前にシートを倒してきたので文句を言ったら、ベルトサイン消灯後にどこかへ消えた。ひょっとしてどこぞのボンボンだったのかしらん。機内食のピリ辛チキンは美味。他は特筆事項なし。いわきまで通り過ぎてから南下、成田へアプローチ。飛行時間は3時間4分。夜に川崎での飲み会に誘われたので、スカイライナーで急いで帰宅、昼寝して着替えてお土産を持って出かけた。
・下地島空港の出国印ゲット
・ホイアン/フエ/ダナン初訪問
・少ない出費でアジア周遊8フライト
と、満足ゆく旅ができた。来年はワンワールド特典航空券で二度目のビジネスクラス世界一周をしたい。それと久しぶりのベトナム、今回はホーンの洪水に諦めがついたせいか日程に余裕あったせいか、良い気分で旅を続けられた。第三の都市ハイフォンや高原リゾートのダラット、マリンリゾートのフーコック島など、行ってみたくなった。(おわり)