日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】林 良祐著 「世界一のトイレ ウォシュレット開発物語」(朝日新書)

2024-10-07 20:00:00 | 本・映画・展覧会

 先日TOTOミュージアムを見学した際に本書の存在を知り、帰宅してから借りてみた。著者はTOTOの人、専門はウォシュレットあたりの製品群。なので、それ以外のバスタブや洗面台と言った製品については触れられていない。書かれているのはタイトル通り、ウォシュレット単体から昨今の多機能型便器に関して。

 たまに専門用語が出てくるが、便器の構造、製法、ウォシュレット開発の経緯と販売の歴史と順を追って書かれており分り易い。最新技術に関しては企業のノウハウもあるだろうから書ける限界があったはずだが、不足感は感じない。

 モノづくり、特に革新的な製品で興味深いのは、技術者の目の付けどころ或いは発想と、それを実現する工夫や苦労。まさに「プロジェクトX」だ。日本では受け入れられたおしり洗浄も、欧米ではなかなか普及しない文化の壁の話は特に興味深かった。

 ウォシュレットは登録商標だが、「ホチキス」や「ゼロックス」「クラクション」と同様に、その手の商品の代名詞となっている。超節水型トイレもだが、設置してのデメリットなど思い浮かばない。清潔好きな日本人が生んだ世界に誇る商品が、もっと広く普及しますように。

 2024年9月28日 実家より戻る電車にて六両

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2024年9月27日 亡き母の買い溜め

2024-10-07 13:00:00 | ノンジャンル

 今週は実家へ行き父と過ごしているのだけど、かねてより気になっていた些事を追究してみた。トイレロールの買い置きである(ホント些事)。

 なぜか実家にトイレロールの12本パックが分散保管されている。買ってきた母が置いたのか、母の死後に父が整理しつつ置いたのかは聞かなかったが、それにしても量が多い。この際なので、狭い家の押し入れや物入れを片っ端から開けて確認してみた。あるわあるわ、実に7パック。それに開封済み(消費中)のが6ロール。しめて90ロール!すべて同じ銘柄である。

 母は認知症ではなかったし、他の品は最低限の買い置きしかない。なぜかトイレロールのみ、山ほど買い置きされていたのだ。父いわく母の死後いちどもトイレロールを買ったことはないと言うので、一時は100ロール以上の在庫があったと言うことになる。何故だ???ひょっとしてトイレットペーパー騒動(昭和48=1973年)に酷い目にあった反動なのかと思い父に尋ねたが、そのような記憶はないとのこと。謎だ。

 物を溜め込む性格ではなかった母の、思いがけない行動を知り驚いたことだった。幸い無駄になる品ではないので、少しずつ消費してゆこう。

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2024年9月26日 【タント】実家用タント(L375S)で西伊豆ドライブ

2024-10-07 06:00:00 | クルマ

 今週は父の相手をしに実家へ。今日はまだ暑く、庭仕事を再開できる天気ではない。車検整備も終わったし、ドライブしてみない?と誘ったら珍しく二つ返事で行きたいと。どこへ行きたいと尋ねたら下田の方と言うことで、とりあえずR135を南下する。この道路も平日は、混むのは伊豆高原の先くらいまで。その後は淡々と走れることが多い。

 「道の駅 開国下田みなと」で回転寿司の昼食、地魚の握りもあって良かった。下田市街を抜け、田牛(とうじ)海水浴場へ。まだ施設駐車場は頑張って営業しており、そそくさと退散。天気が良いので、海に入っている人がいる。もう9月も最終週なのにね。

 国道に戻らず細い山道を抜けて弓ヶ浜、途中何ヵ所も、彼岸花が咲いていた(写真上左)。県道16を回ってR136、途中には小さな展望台と遊歩道があったが見物に留めた(写真上右)。雲見で大休止、海の向こうの富士山は雲の上(写真下)。ここは40年ほど前に自分がゼミ合宿で何度も訪れた場所、当時泊まった民宿を訪ね、パンフレットだけ頂いてくる。近いうちに来直そう。

 松崎から県15~R414の河津でR135に戻り、北上して自宅へ。少し買い物で立ち寄り。トータル150km、楽しいドライブで父も大満足だった。次回以降も、毎月1回どこかへ連れ出せたらと思う。

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