新年そうそうラーメン食べに出かけた。場所は川崎のやや海より、JRだと南武線(浜川崎支線)の小田栄だが、川崎駅からのバスが便利。最寄りは浅田三丁目。店の前の道路は度々通っているのに存在に気付いてないと思ったら、入口が横の路地の方なのであった。酒田と言うのは山形県酒田市、ラーメン(中華そば)店が多い町。ここの系統の味だと言うこと。「ラーメンWalker神奈川2025」で新たに掲載されている。
今日が今年の営業初日、11時開店の11時半近くに到着すると4人待ちだったが回転速く10分ほどで入れた。きっと回転早々のお客さんに続く第二波ということだったのだろう。入口の券売機で食券、迷ったが「中華そば」と言う店名なのでオーソドックスに醤油の並盛(麺200g)を選んだ。追加トッピングやサイドメニューはつけない。店外に煮干の香りが漂い、期待が高まる。
Covid-19渦の余韻を残す、カウンターに置かれたひとり毎のアクリル板仕切りは、別に不快ではない。出来上がった一品は意外にも煮干の香りは控えめ、色もやや濁った程度にスッキリ。啜ってみると確かに煮干の風味があるものの、ガツンと主張してくるほどではなく後口には醤油の僅かな酸味が残る。旨いですね。
麺は二郎系のような、平べったくモッチリと噛み応えある麺。並盛にしておいて良かった、量が多いと顎が疲れてしまう…厚めに輪切りにされた青葱が気持ち良い。これまた厚みのあるチャーシューもイケる。カウンターに置かれたブラックペパーを振るとかなりの粗挽きで、これがスープに良く合う。
年明け一杯目から、美味しいのに出会えてよかった。
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