日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】ダークツーリズム・ジャパン編集部編 「DARKtourism JAPAN-産業遺産の光と影 旅に出て、感じ、考える-」(東邦出版)

2016-06-23 20:20:07 | 本・映画・展覧会
 一般的な観光旅行が充実するにつれ、通り一遍の物見遊山では飽き足らず更なるものを求めるのが人の性なのか。「歴史的にダークな部分の観光」が少しずつメジャーと言うか認知されてきている様に感じる昨今。

 本書はムック本の第二集、第一集「ダークツーリズムとは何か?」は図書館蔵書になく、買って寄贈しようかと思ったが結構高く躊躇してしまった。結果論を言うと「やっぱり第一集を読んでおきたかった」である。

 本書は足尾とか端島とか三池とか夕張とか、近代日本の産業化の遺構として残る各地のレポートが載せられている。ダークツーリズムという意識を持って編集されているため、そこらのガイドより歴史的背景や当時の(悲惨な)状況が割と詳しく書かれており興味が尽きない。だがいきなりこうしたレポートが始まってしまうため「第一集」を読むかダークツーリズムに関する基礎知識を持っていない人間はたぶん理解がついてゆかない…そうした人間がこの本を手にする可能性は低いから気にしなくて良いのか!?

 あー、やっぱり「第一集」買っちゃおうかなぁ。

 2016年6月8日 自宅にて読了
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2016年6月11日 【仕事】台湾社員鉄道旅行!?(2)

2016-06-23 06:18:01 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日はぐるっと鉄道乗車の1日。引き続き雨の中をスタート。

1)高雄→紡寮
 絶滅危惧種の水色復興型客車で高雄を発車、雨はどんどん酷くなり乗り継ぎ待ちも町歩きをためらうほど。それでも駅周辺を歩いて回るメンバー数人。駅から見える海岸の護岸に白いしぶきがあがっていた。

2)紡寮→台東
 全台湾でここの一日一往復のみ、普快(=旧型)客車に揺られる2時間半。国鉄ナロ10を思わせるシル/ヘッダーなし狭窓非冷房客車3両(写真)にお揃いの色なDL。乗客の大半は「鉄路迷(マニア)」に見えるがのんびりした雰囲気、車内は空いており思い思いに席を取り車窓見物や居眠り。

3)台東
 4連休を思い出させる人出で駅構内は混雑。待ち時間にタクシーで旧台東駅まで行き保存されている車両やホームを見学。台東駅で弁当販売が無かったため、駅近くの店で購入。

4)台東→台北
 韓国製プッシュ&プル特急「自強号」で一気に台北へ。立ち客も出る混雑ぶり。途中から雨が上がり、夕日が射した。台東で接続待ちのため発車が遅れたが回復することなく、約20分遅れで台北に到着、すでに夜。

5)台北
 ホテル内のレストランで台湾の鉄道ファンも合流し11名で夕食。いわゆる中華料理とは全く異なる台湾料理メニューの個性的な味を楽しみ、以降は自由解散。仲間に誘われホテル近くの足裏マッサージに行き悶絶。

 メインの「旧型客車」は2度目だったが前回同様のんびりと楽しめた。そして前回車両故障で強制下車させられた東海→紡寮間を乗車したため、自分としては台湾一周の乗車区間がつながった。
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