一般的な観光旅行が充実するにつれ、通り一遍の物見遊山では飽き足らず更なるものを求めるのが人の性なのか。「歴史的にダークな部分の観光」が少しずつメジャーと言うか認知されてきている様に感じる昨今。
本書はムック本の第二集、第一集「ダークツーリズムとは何か?」は図書館蔵書になく、買って寄贈しようかと思ったが結構高く躊躇してしまった。結果論を言うと「やっぱり第一集を読んでおきたかった」である。
本書は足尾とか端島とか三池とか夕張とか、近代日本の産業化の遺構として残る各地のレポートが載せられている。ダークツーリズムという意識を持って編集されているため、そこらのガイドより歴史的背景や当時の(悲惨な)状況が割と詳しく書かれており興味が尽きない。だがいきなりこうしたレポートが始まってしまうため「第一集」を読むかダークツーリズムに関する基礎知識を持っていない人間はたぶん理解がついてゆかない…そうした人間がこの本を手にする可能性は低いから気にしなくて良いのか!?
あー、やっぱり「第一集」買っちゃおうかなぁ。
2016年6月8日 自宅にて読了
本書はムック本の第二集、第一集「ダークツーリズムとは何か?」は図書館蔵書になく、買って寄贈しようかと思ったが結構高く躊躇してしまった。結果論を言うと「やっぱり第一集を読んでおきたかった」である。
本書は足尾とか端島とか三池とか夕張とか、近代日本の産業化の遺構として残る各地のレポートが載せられている。ダークツーリズムという意識を持って編集されているため、そこらのガイドより歴史的背景や当時の(悲惨な)状況が割と詳しく書かれており興味が尽きない。だがいきなりこうしたレポートが始まってしまうため「第一集」を読むかダークツーリズムに関する基礎知識を持っていない人間はたぶん理解がついてゆかない…そうした人間がこの本を手にする可能性は低いから気にしなくて良いのか!?
あー、やっぱり「第一集」買っちゃおうかなぁ。
2016年6月8日 自宅にて読了