2020年10月10日 【ハイク】そうだ京都、歩こう

　昨晩から出発し、今日は尾瀬ハイキング(と言うか至仏山登山)の予定だった。なんだけど台風接近のためキャンセル。それでもバスは運行するようで、催行中止とならずキャンセル料を取られた…昨年の10月第二週は鳥取の境港から韓国東海へのフェリーを予約していたが、台風が対馬海峡を直撃するため運休、旅行取り止め。ちなみにその時に乗船予定だったDBSフェリーは実績低迷～新型コロナで運行終了してしまった。と言うわけで2年連続無念の週末であります。

　天気が悪く、昼間のライブに出かける気力も湧かないので家でいろいろ旅のプランを練る。海外は先が見えないため、国内で気になっていたポイントを調べていると時間が経つのが早い。

　涼しくなったので歩くことに関心が向いてきた。近場では「関東ふれあいの道」新エリアを歩こうと思っているけど、遠出して知らない土地を歩いてみたい。みちのく潮風トレイルは良いけど、週末だけで歩くには少し遠い。八ヶ岳スーパートレイルが良いかな、でも往復に半端に時間が掛かる。むしろ、夜行便や航空便が使える場所の方が行き易いのだ。

　自然の中とは言えないが、「京都一周トレイル」と言って京都の町をぐるりと囲むコースが設定されている。メインのコースは全長90km弱、うん、良いかもしれない。金曜の夜行バスで発ち土曜の朝から歩き、日曜日は帰りの時間が読めないので新幹線自由席で帰って来る。2日で30km歩けば3回でゴールだ。

　国内需要は戻ってきている感があるがインバウンドは皆無。空いている今こそ、京都を訪れるチャンスだ。そうだ京都、歩こう。山道は凍結しそうだから、3月～6月初旬くらいがチャンスかな。

2020年10月6日 【バイク】親孝行のフリして「伊豆横道三十三ヶ所観音霊場」を回ろうか

　「ぼけ封じ関東三十三ヶ所観音霊場」など調べていたら、両親の住む伊豆半島にも「伊豆横道三十三ヶ所観音霊場」と言うセットがあることが判った。南～西伊豆に多いためアクセスは若干困難、下道往復だと2泊3日でないと厳しいかな？

　今年は新型コロナ蔓延のため、両親とは会っていない。万が一にも自分が菌を持ち込んで親を苦しませたり殺しちゃったりしたらイヤだからね。来年以降そのリスクが低下すると、今はあんまり思えないんだけど。

　親への顔見せも兼ね、「伊豆横道三十三ヶ所観音霊場」を巡るプランも立ててみよう。しかし下道だと南伊豆って本当に遠いんだよね、調べてみると片道4時間は掛かる。渋滞に捕まったら6時間、R135はすり抜け困難だから。やはり2泊3日で行きたいな。

　「関東」や「伊豆」専用の納経帳(御朱印帳)もあるようだけど、「百観音」と同じサイズでフリー用紙のがあるので、一冊買っておこうかな。ところでその時も今のYBR125(FI#2)に乗っているのだろうか？

2020年10月5日 【バイク】ボケる前に「ぼけ封じ関東三十三ヶ所観音霊場」を回ろうか

　「坂東三十三観音巡礼ツーリング」も残りは千葉県７つ。年内には結願(けちがん)となる予定で、既にスケジュールに入れてある。御朱印帳は欲を出して「坂東・西国・秩父」の百観音が纏まった分厚いものを買ってしまったため、西国と秩父、どちらが先か判らないが回ろうと思う。百観音が終れば､いよいよ真打ち・四国八十八ヶ所かな？百観音と同じサイズの八十八ヶ所用納経帳(御朱印帳)を見つけたので、とりあえず買っておこうかと思ったり。

　西国と四国は、週末に回るにはいささか遠い。バイクで回ろうとするなら往復に時間もかかるので、会社勤めしながらだと行けるものか怪しい。その間に、首都圏一円で同じような霊場はないのかと調べたら驚くほどたくさんありました。そういう趣味の方もいらっしゃって、全国の観音霊場一覧なんてWebサイトがある。

　設定は色々あるものの、廃寺や霊場会の活動休止で有名無実化しているところもある模様。お寺さんも経営難が少なくないとも聞くしね。そんな中で「ぼけ封じ関東三十三ヶ所観音霊場」は坂東に次ぐ範囲の広さ(＝
ツーリングにもってこい)、活発さ(御朱印いただくのが容易)でバイクでの週末ツーリングに良さそうだ。ネットを検索すると、霊場巡り記が幾つも見つかるのでハードルは低い。ぼけ封じと言うのが、定年がちらつきだした年代の自分にピッタリじゃないか。

　他の霊場巡りとの兼ね合いはあれど、来年か再来年に回ってみたいな。そしてその時は、今の「坂東」より余裕を持って、もう少し観光も兼ねたのんびりペースで回るようにしたい。

【本】鈴木大介著 「老人喰い－高齢者を狙う詐欺の正体」(ちくま新書)

　タイトルから想像していた内容とは少し違ったが、実に面白かった。

　本書の内容は、いわゆるオレオレ詐欺を企む者達の実態をドキュメンタリー形式に纏めたもの。犯罪のパターン分析や各々の役割についでも書いてあるが、紙面が割かれている大半は「研修」について。募集から「洗脳」そして研修、実践。研修内容は服装や個人行動まで及ぶ。念入りにマニュアル化された内容は大手企業を凌ぐほど。そして、こうした犯罪を企図する連中のモチベーションは「実に勿体ない」とすら著者は言う。これが正業であれば、どれほどの業績を上げられただろうか…と。

　もちろん詐欺行為には全く賛同しないが「年寄りの金持ち連中は溜め込むばかりで使おうとしない。その死に金をいただくんだ」と言う理屈には一瞬共感した。義賊？違う、彼等は掠め取ったカネを決して貧しい民に使わない。せいぜい自分の身内(仲間)に分配するだけだ。やはり賞賛には値しない。

　2020年10月3日　自宅にて読了

【本】月岡祐紀子著 「平成娘巡礼記 四国八十八カ所歩き遍路」(文春新書)

　本書の元となった「娘巡礼記」を読んだ縁で、こちらも読んでみた。時代は100年違えど、著者はどちらも巡礼時24歳。「オリジナル」の著者は短歌詠みだったけど、本書の著者は三味線弾き、それも絶滅し掛かっている「瞽女(ごぜ)唄」の数少ない後継者。

　女性遍路はもはや珍しくなく、ネットを探せば巡礼ブログも容易に見つかるだろう。本書でユニークなのは、道中ところどころで著者が三味線を弾くシーンと周囲の反応。奉納で弾くこともあれば、出会った遍路や地元の方々のために弾くこともある。雨の中も行動する歩き遍路なので湿気に弱い三味線を持っての行動は大変だったろうと推察するが、芸があるって素晴らしい。なお著者は本書の遍路が歩き遍路二周目、立派なものだ。

　読後にネットを検索したが、引き続き奏者として活動はされておられるようだが情報が少なく、自身のSNS等も更新されていない。地道に演奏活動を続けておられれば良いのだが。

　2020年10月1日　自宅にて読了

【映画】思い、思われ、ふり、ふられ

　男女2人ずつ、4人全員が片思いから2組のカップルにまとまるまでのお話。

　高校生でも色々と考えるのね、面倒だねーと素直に感じた。不思議と「そんなのどうでも良いじゃん」とは思えなかったのは意外。個人の事情は老若男女を問わずってことだな、みんな様々な事情の下で生きている。そう考えると、安易なアドバイスってできなくなる。

　でもまあ、作品がハッピーエンドで良かったよ。とりあえず今は幸せになっとけ。(←捨て台詞)

　2020年9月30日　川崎・チネチッタにて

追伸
　前売券買って、新型コロナで公開が延期され、いよいよ公開って見たら実写版！？しまった間違ったかと思ったら少し遅れてアニメ版も公開で、劇場によっては両者がカブって上映されてた。見比べる面白さはあるかもしれないが、焦ったなもう。

2020年10月1日 【仕事】あと半年は在宅勤務

　10月になりました。2020年度も下半期であります。

　先週「お達し」があり、現在の勤務スタイルを今年度末すなわち2021年3月まで延長すると。基本的に在宅勤務ですな。

　今の業務は人と会わずにできるため、上半期は結局、6ヶ月で4回しか出社しなかった。人によっては同僚や上長とコミュニケーションが取れずストレスを感じるようだけど、自分は全くそういう気がしない。仕事の性質上そうなのか、人間的にそうなのか。たぶん後者だと思う(笑)。

　運動不足と栄養過多に気をつければ、在宅勤務は万々歳。この冬は暖房費がかさみそうだ。毛糸のパンツと腹巻でも買ってクールビズ(違)に備えようかな。

2020年9月30日 この人出は何だろう

　9月も終わり、いよいよ今年も残り1/4に。

　個人的に今月は、と言うか夏休み以降、けっこう出歩いてます。8月9月だけで、こんな感じ。
・北海道
・茨城
・富山～岐阜
・都内ウロチョロ
・横浜ウロチョロ
・湘南ウロチョロ
・下田
・横浜鶴見ウロチョロ
・大阪～三重
・群馬～栃木
　要は週末ほとんど家に居ない。もうすっかり平常運転？いえ、飛行機には乗っていないのでまだまだ。

　週末に近場へ行くのに電車に乗ると、駅にも車両にもけっこう人が居るなと思います。皆さん新幹線や飛行機など、遠出は避けて近場のレジャーに出かけているんでしょうか。江ノ島とか日光とか、本当に人が多かった。

　新型コロナ騒ぎから半年以上、自粛に疲れたのか、GoToトラベルキャンペーンに誘発されているのか、「新しい生活様式」に感染リスクは折り込み済みなのか。かかっても普通は死なないだろうからとインフルエンザ程度に考えるようになったのか。これから気温が下がり空気が乾燥してくる。今年の冬の医療事情はどうなるだろうか。

【本】鶴見良行著 「ナマコの眼」(ちくま学芸文庫)

　ナマコについて500ページにも及ぶ文庫本が書けるってすごい。一体なにを書くことがあるのか。借りてまずそう思った。もちろん学術書ではないので、詳細な分類や生態について延々と論文が収録されているわけではない。

　とは言えナマコにも種類があり、獲れる場所も、多少は味わいも違う(らしい)。問題は獲れる場所で、その場所によって獲り方、獲ったナマコの加工のしかた、そして加工したナマコの行き先が変わる。本書は、この辺を膨大なフィールドワークによる事実報告と、他の史実や研究結果も踏まえそこから推定される「ナマコ文化」の広がり方を推定している。

　たかが、と言ってはナマコに失礼だが、そのナマコにこれほどの労力を掛けて調査し(自分でも飼育し加工調理の体験までしている)、文化伝播の推定のため他の海洋文化、東南アジア民族史なども調べている。その膨大な努力に感心し尊敬すると同時に、何もナマコでなくてもと思わずにいられない。本当にナマコには失礼だけど。

　2020年9月29日　自宅にて読了

2020年9月26～27日 【バイク】YBR125(FI#2)で坂東三十三ヶ所巡りツーリング（７）栃木その２

　起きて外を見ると晴れ、しかし朝食を摂って出発する頃にはまた雲が…まだ降ってはいなかったが、用心してレインウェアを着て出発。今日は立ち寄るポイントも多く、けっこう慌しくなりそう。

（ＤＱ）竜頭の滝
　日光市街を抜けて「いろは坂」を上ってゆく。濡れた路面で一度後輪が流れてヒヤリ、時速30kmくらいだったので助かった。途中、見事な雲海を見渡せた。竜頭の滝に来たのは小学校の遠足以来だったかもしれない。

（２４）第18番 日光山 中禅寺（立木観音）：日光市
　いろは坂を下って中禅寺湖畔に戻り、湖畔に沿う様に右折して寺に至る。拝観料500円、案内の係員がいて立木観音(立木を直接彫り、根が地面に着いたまま)の説明をして下さり何てサービス良いのだろうと感心したら続いて御守とかのセールスを始めたので白けた。

（ＤＱ）東照宮
　さらに日光市街まで降りてドラクエスポットへ、駐車場にはクルマがギッシリ、境内には人がいっぱい、三密回避はどこの話！？陽明門はじめ境内の煌びやかさは趣味が悪いと感じてしまうのは貧乏人の僻みか。人の多さに辟易して早々に退散。拝観料1,300円、Suica使えます。

（２５）第19番 天開山 大谷寺（大谷観音）：宇都宮市
　きのう走ってきた道を途中まで引き返し、文挟で県道70号に左折すると目的地近くに至る。大谷石の崖に彫られた千手観音がご本尊、日本では珍しい磨崖仏。タリバンに破壊されたバーミヤンの仏像を思い出した。境内の宝物館には近くで白骨された1万年前の人骨(実物)も展示。拝観料500円。

（観光）大谷資料館
　大谷寺から数百m、自分は2,3度目だがクッチーに見せたくて案内、拝観料800円。今日はあちこちでお金を取られるなあ。地下空間の巨大さに改めて驚くが、複雑な内部構造を見ると何故このような掘り方をしたのかが気になって仕方ない。

（ＤＱ）餃子像
　JR宇都宮駅西口ロータリーにある。東口に「餃子のヴィーナス」像があったかと思うが、あちらもまだあるのだろうか？どこかで餃子を食べたかったがバイク駐輪場が見つからず断念。むしろクルマの方が止める場所を見つけやすい。

（２６）第20番 獨鈷山 西明寺（益子観音）：栃木県芳賀郡
　宇都宮からR123～R121で益子に至り、ナビに従い現地へ。おお、「関東ふれあいの道」のコースに組み込まれているのか、それなら数年後にまた訪れるかもしれないな。山門脇の三重塔、茅葺の閻魔堂など大きくはないが風情があった。

　これにて群馬・栃木終了。今回も2日で6ヶ寺だったが、より多くのポイントに立ち寄ることができた。帰りはR294を走り、途中の谷和原ICからクッチーは高速で帰宅。自分は千葉県道47号で北柏にショートカットし、そこからR6～環七～R357で例によって東京ゲートブリッジを渡って20時半に帰宅。ガス欠が怖くて葛西で給油したが、どうやら2日間無給油で家まで帰りつけたようだった。午後から暑いくらいの晴れとなり喜んだが最後の10kmで雨に降られ、またもやレインウェアを着た。残るは千葉の7ヶ寺、年内の結願を目指してスケジュールを調整したい。

　本日の巡礼箇所：3
　巡礼箇所の合計：26
　本日の走行距離：約262km
　巡礼ツー合計走行距離：約1,613km
　坂東三十三観音 公式Web：https://bandou.gr.jp/

　なお本ツーリング途中にバイクのオドメーター(積算距離計)が10,000kmを超えた。5月末に4,000km弱で購入したので、4ヶ月で下道(一般道)ばかり6,000kmあまりを走ったことになる。クルマは高速使っても2年で5,000kmも走らないのに…