石油やレアメタルなどが世界中で奪い合い・高度な駆け引きを伴って取引される資源だとは認識していたが、砂もそうだったか…と言うのが、タイトルを見て本書を借りた理由。他にもあるかも判らんね?
本書ではなぜ砂が貴重な資源となったか、そもそも砂とは何か、無尽蔵に見える砂漠の砂が「使えない」のはなぜか、等々、ド素人に解るよう解説されている。なるほどなー。
で、どうやら、砂はそう簡単につくり出すことはできず、一方で砂需要は今後も減速することなく(コロナ渦で多少はある?)増え続けるため、砂の入手を巡る争い、違法な砂採取は減ることはなさそうだと悲観的な感想を持った。砂をつくり出せず、提供も増えないのであれば、砂を使う量を減らすしかない。従来より少ない砂で従来並みの強度や耐久性を持つ工法を開発するか、それができないのであれば砂の使用量を減らす=建設ペースを落とす、ということになるんじゃないだろうか。どちらも簡単でなさそうなのは、直感的に解る。悲観を達観に変えるしかないのだろうか。
2021年4月30日 自宅にて読了
本書ではなぜ砂が貴重な資源となったか、そもそも砂とは何か、無尽蔵に見える砂漠の砂が「使えない」のはなぜか、等々、ド素人に解るよう解説されている。なるほどなー。
で、どうやら、砂はそう簡単につくり出すことはできず、一方で砂需要は今後も減速することなく(コロナ渦で多少はある?)増え続けるため、砂の入手を巡る争い、違法な砂採取は減ることはなさそうだと悲観的な感想を持った。砂をつくり出せず、提供も増えないのであれば、砂を使う量を減らすしかない。従来より少ない砂で従来並みの強度や耐久性を持つ工法を開発するか、それができないのであれば砂の使用量を減らす=建設ペースを落とす、ということになるんじゃないだろうか。どちらも簡単でなさそうなのは、直感的に解る。悲観を達観に変えるしかないのだろうか。
2021年4月30日 自宅にて読了