日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【映画】映画 ゆるキャン△【LIVE ZOUND×RGBレーザー】

2022-07-22 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 本日はアニメ映画のハシゴであります。

 コミックに始まりアニメが大人気、実写版も制作されキャンプブームの一因とも言われる作品が映画館に登場。タイトルは「劇場版」ではなく「映画」なのがミソ…なんだろうな。そして長い。たっぷり2時間の大作。

・原作から10年後くらいの時代設定(=主人公たちは20代後半?)
・全編にわたりハードな熱血調で、全然ゆるくない
・原作の魅力の一つであるギャグが完全に封印されている
・同じく、のんびりゆったりキャンプシーンも抑えられている
・「オトナ」なシーンが各所に
・オトナらしく、仕事に行き詰まるシーンが最大のポイントか
・それぞれ、周囲の多くの人々と関わって生きている
・魅力的に成長した主人公たちだが、相変わらず男の影は描かれない

 大人になっても屈託なくのオールハッピーではなく、仕事がうまくゆかなかったり、周囲の人に助けられたり、と言う実際にはごく当たり前のことが描かれているだけに、リアリティがあると言うか。それ故その先にある旧友との共同作業が尊く見える。「変わるもの、変わらないもの」の対比が素晴らしく描かれていた。今回いちばん輝いていたのは、リン・なでしこの「主役コンビ」よりも千明じゃないかな。もちろん皆それぞれ、社会人として頑張っている様子が描かれていたけど…

 原作はまだ続いているけど、「10年後」を先に観ちゃうと仮にアニメ三期が制作されても過去ほど面白く感じられない気がする。そういう警戒に対しての「劇場版でなく映画」なのかもしれない。

 2022年7月7日 川崎・チネチッタにて
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【映画】バクテン!!

2022-07-22 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 「岬のマヨイガ」(岩手県)、「フラ・フラダンス」(福島県)と並ぶ「東北応援プロジェクト」三部作で、舞台は宮城県。TVシリーズに続く劇場版で、高校の男子新体操部の物語。TVシリーズの「その後」の設定で、3年生が引退、後を託された後輩の苦悩と成長を描く。

 新体操って、体操とダンスを組み合わせたものなんだね…と言うくらい無知な自分でも、映像の美しさに惹かれた。動きの軌跡や、競技会場の盛り上げなどの光が特に美しい。もちろん団体競技である新体操の、メンバーの揃った演技、対照的な個人技の描写にも手抜きなし。登場人物が多いが、担当する声優も大物揃いなのが、制作費を掛けた作品なのだと判る。

 感覚としては、京アニ(京都アニメーション)の男子水泳部を描いた作品「Free!」シリーズに近いものがあった。

 2022年7月7日 川崎・チネチッタにて
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【本】大木 茂著 「ぶらりユーラシア-列車を乗り継ぎ大陸横断、72歳ひとり旅-」(現代書館)

2022-07-21 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 コンパクトサイズでない単行本で、しかも厚い。タイトルに惹かれて借りてみたものの、これが年寄りの独善的な紀行文だったらとっとと突き返そうと思いながら読み始めたところ、たいへん面白かった。全く知らなかったが、超ベテランの鉄道写真家なのだった。

 本書は旅行記ではあるけれど、サイズは小さいものの点数多い写真が素晴らしい。さすがプロ、見事な構図。鉄道旅行の写真なので、車両や駅と言った単体でなく、それらをバックにした現地の人々の様子が多い。とは言え、写り込んでいる車両には見覚えのある形式も多々あり懐かしく思えた。

 著者が旅したコースは「王道」のシベリア鉄道ルートでなく、いわゆるシルクロードルート。さすがに全区間を鉄道でゆくことはできず、タクシー(チャーター車)で移動した区間も少々あるが、それは仕方あるまい。自分もウラジオストクからリスボン(ロカ岬近く)まで鉄道で乗り繋いでいるが、そのコースゆえ著者のコースと似通っているのは主に欧州内と言うことになる。

 撮影・取材旅行で海外経験豊富とは言え、独りで計画、予約、そして現地行動をする72歳、素晴らしい。本書にも紹介されており自分もファンである下川裕司氏もハードな鉄道旅行をされているが、あちらはカメラマンと二人旅。本書の著者の旅の方が困難であることは容易に想像がつく。

 プロカメラマンらしく、現地の人々にカメラを向ける遠慮のなさ、文中ときどき現れる年配者ならではの頑迷さと皮肉が気になることはあったが、本書全体から見れば大きなマイナスポイントではない。記述の内容も、きちんと記録したデータに基づく部分、著者の感性に基づく部分が適度にミックスされていると感じた。

 近年、国境をまたぐ列車の運行は縮小の一方である。列車があるうちに、自分に体力気力があるうちに、まだ見ぬ国際列車での旅をしたいと、本書を読んで強く思った。

 2022年7月6日 自宅にて読了
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2022年7月5日 母、無言の帰宅する

2022-07-21 06:00:00 | ノンジャンル
 市の火葬場は、9時から1時間おきの時間で予約ができる。さすがに朝一では慌ただしいので、10時からの予約をし、その1時間ほど前に葬儀社に行った。葬式を上げるわけでも坊さんを呼んでるわけでもないため、カジュアルな服装である。父は黒のTシャツにジーパン、自分は黒のポロシャツに黒の綿パン、靴も黒と色だけは黒で揃えた。

 棺には副葬品と言うか思い出の品を少し入れられると言うので準備したのは、
①当日朝に摘んだ庭の花(約10種類)
②趣味の本(料理、ケーキ、ガーデニング、キルト)
③趣味の道具(料理用の木へら)
④趣味の成果(キルト大小2点)
⑤お供のぬいぐるみ(限定物のテディベア)

 冷蔵庫で夜を過ごしメチャクチャ冷たくなってしまった母。穏やかな寝顔で良かった。まず顔の回りに花を散らし、身体にキルトを掛け、その上に諸々の品を置いた。蓋の釘打ちはやりたくないし、音すら聞きたくないと思ったが、葬儀社の人がやってくれたようだった。火葬場から直帰のため、霊柩車(アルファード)の後を軽トラで追う。父は霊柩車に同乗、最後の「夫婦旅行」だ。火葬場まではものの数分。棺を降ろせば葬儀社の仕事は終わり。わずか24時間足らずですが、お世話になりました。

 ガタゴトと搬送機で送られ、ドアが閉まる。さようならと呟いたが、ありがとうと言い忘れたことに後で気付いた。これから何度でも言おう。1時間半ほど待機、父は横になり、自分は本を読んでいた。他に利用者はおらず、静かに過ごせた。

 お骨上げ。最初に大腿骨、最後に頭蓋骨。白く、軽い。骨壺に余裕で収まった。木箱に入れ、さらに目立たぬよう不織布のバッグまで付いているサービスぶり。おかげで、昼食のファミレスに母も連れて入れた。

 実家に戻り、出窓のところにしつらえたスペースに木箱を安置。キルトや本、写真スタンド、庭の花などを飾るとそれらしくなった(写真)。葬式はやらないと言っても親しかったご近所さんが弔問に来られる可能性があり、形を整えた次第。亡くなってから骨になるまで僅か1日余り、あっけないが、ずるずる引き摺るのは故人も喜ばないだろうと。

 夜、いったん帰宅。週末にまた訪れることにする。
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2022年7月4日 母、力尽きる

2022-07-20 20:00:00 | ノンジャンル
 母の心臓が力尽き、亡くなりました。86歳、誕生日まであと4日でした。

 7月3日、起きると夜中に父から留守電が入っており、母が3度目の救急搬送され、今回は病院から自宅(実家)へ戻ることはできないだろうと宣告されたとのこと。そのため、通常は禁止な面会も許可されるとのこと。午後の面会時間に合わせて家を出、父と合流して面会に行った。痛み止めの麻酔薬のため意識はなく会話はできず顔を見ただけだったが、我々の声に反応したのか身体を起こして起き上がろうと2度3度動き出したのに戦慄した。

 7月4日、7時過ぎに病院から「心拍数が下がり脈が弱まっており可能であれば至急ご来院を」との連絡。町内会の軽トラで駆けつけるも、連絡直後の7時半ごろに心停止したとのこと。計器のモニタは無慈悲な一直線、「HR(Heart Rate)=0」を表示。母に触れてみると既に手は冷たくなっていたが、頭にはまだ少し温かみが残っていた。やがて医師が来室、確認して「ご臨終です」の宣告、8時32分。

 父親が泣きながら遺体に語り掛けるのを見て、そんなに嘆くなら生前なんでもっと仲良く、優しくしてやらなかったのかと腹立たしく思う。

 病院で貰ったリストからネットで立地と評判を調べ、連絡を取り火葬場手配と遺体保管の依頼をする。故人の遺志により葬式不要、戒名無用、墓要らず。早々に手配がつき、11時過ぎ、業者のストレッチャーに載せられ病院をあとに霊安所へ。病院から10分程度、火葬場まで5分以内と交通至便。搬送費、保管料など一切込みで214,000円。

 そう遠くない時期に来ると覚悟はしていたが、先月の入退院以来、会うたびに体力が戻り血色が良くなっていたことを思うと残念だが、長い時間苦しまずに逝ったのは良かったのかなと思う。実家に戻ると、誕生日プレゼントで送ったばかりの寝具一式がセットされた母のベッドが寂しげだった。せめて1,2晩でも、プレゼントを使って貰えてよかった。
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2022年7月1~2日 【バイク】ぼけ封じ関東三十三ヶ所巡り(4)埼玉、東京

2022-07-20 06:00:00 | バイク・自転車
 前回、回るルート選定を間違えたかな…帰宅して残った行先の分布を見てそう思った。泊まりで行くのは北関東だけと思っていたのだが止むを得ない。

 リカバリのため、7月1日、仕事を終えて秩父まで走る。出発時は帰宅ラッシュだし、暗くなってからR299は走りたくなかったのだが止むを得ない。しかし道路は空いており多摩地区も難なくクリア、R299は山中でも街灯が整備されておりかつ何台も車が走っていたので適度な距離を保ってコバンザメ、逆に夕食ストップのタイミングを逃し、夕食抜きで家からぴったり3時間で秩父に到着。飯能まで2 時間、R299で1時間だった。ルートイン秩父泊だが、まさか大浴場がないとは思わなかった。ならば他の安ホテルでも良かったな。チョンボりました。

 7月2日、自宅へ向かっての寺巡りスタート、その前に部屋でコースと納経帳 (御朱印帳)を確認していて大チョンボに気付く。秩父地区の寺(15番龍泉寺)、既に回ってるじゃん!そう言えば秩父34カ所を回り終えた帰りに寄ったかも…管理用地図の訪問済みマーカー塗り忘れ。うおぉ、何という無駄足!ホテルのミスチョイスと合わせダブルショック。せめて知らない道を走るツーリングのつもりでルートを選定し、さいたま市へ向かった。チョンボその2か、とほほ…

(14)文殊寺 (埼玉県さいたま市緑区)

(見学)ほしあい眼科(写真)…機関車や電車の前頭部分のほか、北海道を走っていた貴重な気動車(羽幌キハ22)が1両そっくり保存。

(17)東福寺 (埼玉県川口市)

(見学)川口市郷土資料館

(10)寶泉山 玉眞院 (東京都世田谷区)

 秩父まで無駄足をしたため、結構な距離を走った。これで残るは北関東の12カ寺、寒くなる前に泊りがけで一気に回り切ろうと思う。そうそう、本日の走行中に我がYBR125のオドメーターが「20000」を越えた。中古で買ったため自分で走った分はもうすこし少ないが、ここまで良く乗ったものだと思う。

 本日の巡礼箇所:3
 巡礼箇所の合計:21
 今回の走行距離:約260km
 巡礼ツー合計走行距離:約1,286km
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【本】門倉貴史著 「日本の「地下経済」最新白書-闇に蠢く26.5兆円の真実-」(SB新書)

2022-07-19 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 税務署に捕捉されない本来は納められるべき経済活動の様子のうち、幾つかのジャンルを解説した本。手口や課税対象額は推定ではあるが、何となく理解できる。

 風俗産業、不動産取引など、「そうだろうなあ」と思わせる業界。ほぼ完全に所得を捕捉され課税されているサラリーマンから見ると腹立たしく、羨ましくもある。そう考えてしまうのは、納めた税が有効に使われている実感が乏しからではないか。

 2022年7月1日 自宅にて読了
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2022年6月30日 【バイク】バーディー90(BD43A)でSSTR参戦!?

2022-07-19 06:00:00 | バイク・自転車
このバイクに関しての記事は、別サイトのブログへのリンクと致します。お手間ですが、よろしければご覧ください。
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2022年6月29日 【仕事】再会はビアガーデンで

2022-07-15 20:00:00 | 仕事
 二日連続のビール三昧であります。

 半年~一年に一度くらい会っている会社の後輩ヨシオくんと、コロナ騒動も落ち着いてきたし梅雨も明けたしでビアガーデン行こうぜ!となり、今シーズン初めての屋上ビアガーデンに行ったのであります。

 JAL好きであり、かつては一緒に海外年越しもしたヨシオ君と飲むときの話題の多くは空の旅の話。なんですが、ここ暫くはお互い殆ど飛行機に乗らず、話のネタがない。旅の話はできず、仕方なくと言うか仕事の話に…と言っても職場の愚痴ではなく、お互い今後の人生の展望みたいな内容でしたが。

 あー、飲んだ喰った。
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2022年6月28日 珍しくプロ野球観戦

2022-07-15 06:00:00 | ノンジャンル
 大学の同級生と、会社の後輩。いずれも阪神タイガースファンな二人と、野球にほとんど興味のない自分の3人でプロ野球観戦をした。興味がないのに行ったのはタダ券が手に入ったわけでもなく、それぞれと飲もうと言う話をしていて、そうだ、それならスタジアムで集まって飲めば一石二鳥じゃんと思ったからでした。

 もっとも自分も、先月以来の実家通いで、ほぼ球団創立時からのファンである父に付き合ってテレビ観戦をしており、シーズン前は2,3人しか知らなかった選手の名前も10人くらい覚えた。例の「江川事件」までは野球ファンだったし、子供の頃はやってたし、ルールは判っている。

 観に行ったのは横浜スタジアム、通称ハマスタ。関内駅出口、割と行くライブハウスとは逆方向へ信号を渡る。ちなみに昔は(横浜公園)平和球場と言い、太洋ホエールズの試合だったかを観た記憶がある場所。ハマスタと言うことで当然、主催はDeNA。そして二人と一緒に行くので阪神戦。梅雨どきで天気が心配だったが、どうやら雨の心配はなさそうと、直前に指定席券を買った。そしたら、あろうことか梅雨が明けてしまった。くぅ~、ビールが旨いっ!それに尽きる。

 試合は、DeNAが勝ちました。阪神は初回にあっという間に2点を先制、おぉっと思ったけど後は良いとこなし。あとは追いつかれ追い越され突き放されでした。ベイスターズファンには嬉しい展開だったなあ。まあビールが旨かったので良し。
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