ナイト&デイ
2010年/アメリカ
‘デイ’の正体
総合
100点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
映画『悪人』(李相日監督 2010年)において満島ひかりを車に乗せた岡田将生が背後から車で追いかけてくる妻夫木聡に気がつかなかったことも、『死刑台のエレベーター』(緒方明監督 2010年)においてバイクに乗った玉山鉄二が背後からタクシーに乗って追いかけてくる吉瀬美智子に気がつかなかったことも不思議に思ったが、背後から追いかけてくる車にすぐさま気づき迅速に対処していたキャメロン・ディアスは流石であり、やはり可愛い。
しかしここで疑問が沸き起こる。スパイ役のトム・クルーズの身体能力が高いことは当たり前であるが、車の修復業者役のキャメロン・ディアスまでもが後部座席から車を巧みに運転出来て、カウントを間違えて飛び出して敵の銃弾を大量に浴びても全て避けることが出来て、バイクの後部座席からトム・クルーズを跨いで背後の敵を銃撃出来て、ラストは一人でナースに扮してトム・クルーズを病院から連れ出して着替えさせることまで出来るのである。
『ナイト&デイ(Knight and Day)』というタイトルのために、とかく‘ナイト(=騎士)’のトム・クルーズに観客の興味が向いがちなのであるが、実はキャメロン・ディアスの正体こそ謎に包まれたままこの作品が終わってしまう理由は、騎士に対応する女性を指す言葉がないためで、「何日(What day)?」訊いた目覚めたばかりのトム・クルーズに対してキャメロン・ディアスは「いつか(Some day)」と曖昧な答えを返すように、正に字義通りの‘サスペンス’だからなのである。この絶妙なウィットが彼らの同国人にさえ理解してもらえないのならば誰が理解するというのか!?
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野口悠紀雄が指摘するように、今の国民年金は何故「積立方式」(若い現役時代に
納付した保険料を積み立て運用益も加えた額を老後に年金として給付する仕組み)
ではなく「賦課方式」(現在働いている現役の人から保険料を徴収し、現在の高齢者
に年金を給付する仕組み)なのかが理解できない。「積立方式」であるならば今回の
ように納付期限など設定する必要もなく払わなかったら自業自得で済ませることが
できるが、「賦課方式」などにしているから他人に迷惑がかかることになる。とにかく
方式がこれほど“流動的”だと払う意欲がなくなり、納付率もますます下がるだろう。