×ゲーム
2010年/日本
本当に罰ゲーム
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
主人公たちが通っていた小学校の教室の黒板に「2月29日火曜日」と書かれているところを見ると間違いなく西暦2000年だと思うが、それから12年後が描かれているということは物語の‘現在’は2012年という設定であるにも関わらず2010年に公開されてしまうこの作品の意図がよく分らないのであるが、そのような瑣末な問題を真剣に考察する必要もないほど、作品の出来は酷いものだった。
作品内でも描かれているように主人公の小久保英明は自分がイジメられることを避けるために蕪木毬子をイジメていたはずである。12年後の蕪木毬子、つまり小久保英明の恋人である明神理香子が小久保と交際している理由は彼の真意を確かめるはずなのであるが、罰ゲームが中心に描かれているために、ラストで入院している小久保英明に対する明神理香子の心の葛藤が見えなかった。
しかし本当は登場人物たちのイジメる側とイジメられる側の間に芽生える微妙な心の葛藤ではなく、様々に繰り広げられる罰ゲームを見ることを‘楽しむ’ように制作されたのだろうから、楽しめなかった私は作品のコピー通りに「これを観るのも罰ゲーム」状態だった。わざわざお金を払ってまで受ける罰ゲームって!?
草加市長が失職、出直し市長選へ 2度目の不信任案可決(朝日新聞) - goo ニュース
埼玉県草加市長が失職=議会が2度目の不信任決議(時事通信) - goo ニュース
この件に関して面白い記事を見つけたので、かなり長くなってしまうが全文引用
してみたい。2010年10月11日の『東武よみうり』の「松原手帳」からである。
「草加市の木下博信市長の不信任に伴う市議選の投票が10日行われた。9月中旬、市議会解散を報じた本紙。市民団体の請願受理で、9月議会で審議されるはずの議員定数削減問題。開会冒頭の不信任可決で棚上げ、市民から『審議する気がないのでは』の声。その記事に、不信任提案の代表議員(現在は引退)から、電話でののしられた◆『お前はバカ者だ』『そんな記事を書いているのはお前の新聞だけだ』。新聞の独自性を理解されないようだ。続報で定数削減の著名運動を掲載。市民の関心は予想以上に高い◆この提案代表者、誤りの指摘ではなく、掲載そのものが不満らしい。『読売新聞の購読を辞める。責任者を出せ』に続き、最後は『お前は邪魔だ、草加から出てゆけ』とどなる。『それは立派な脅迫ですよ』と注意すれば、『訴えるなら訴えてみろ』◆不信任は、執行猶予が満了した元助役の収賄事件で、木下市長が『市が行政の立場で再検証。その結果、元助役に不正はなかった』と説明したことに、『法令順守に欠ける』との理由で可決した。その提案者の報道に対する脅し。法令順守をもてあそぶな。報道への脅しには断固闘う。」
これ以上付け加えることはないのであるが、鹿児島県阿久根市、愛知県名古屋市、
そして埼玉県草加市と共通することは税金や議員報酬や議員定数など何かを
削減しようとすると混乱が生じるということである。いずれ私が住んでいるところも
他人事ではなくなるのかもしれない。