死刑台のエレベーター
2010年/日本
衣鉢を継がない者
総合
0点
ストーリー
0点
キャスト
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演出
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ビジュアル
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音楽
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今から思い返すならば傑作の誉れの高い工藤栄一監督の『十三人の刺客』を三池崇史監督が上手くリメイクしていたために、ルイ・マル監督の1958年公開の作品『死刑台のエレベーター』もそれなりに上手くリメイクされているのだろうと油断してしまったことが運の尽きだった。
マイルス・デイヴィスによる即興演奏、ハンディーカメラによる撮影と巧みなカット、ジャンヌ・モローをはじめとする登場人物たち、この3つの‘クールさ’の絶妙な調和を完膚なきまでに覆す演出に最初は何か深い意図があるのではないかと見ていた。5時半にビルの主電源を落とすということを知っているはずで、更に立派な時計までしている時籐隆彦が全く時間を確認することもなくエレベーターに閉じ込められてしまうバカさ加減は、チンピラに半殺しにされても拳銃で殺すことはなかった赤城邦衛が呆気なく暴力団組長の神健太郎と昔の彼女だった中井朔美を撃ち殺してしまうバカさ加減と対峙しているのかと勘繰ったり、それまでクールだった手都芽衣子や中井朔美が突然ヒステリックに怒りだしたり、松本美加代がなかなか溶けるはずのない錠剤の睡眠薬をワインの中に入れて赤城邦衛を殴り殺して自殺を試みたりするシーンを観ているうちに、実はメインキャストは全員統合失調症という設定の野心作なのかと見方を変えてみたりもしたのであるが、結局、アルフレッド・ヒッチコック監督の1960年公開の作品『サイコ』をほぼ忠実にリメイクした1998年公開の作品『サイコ』のガス・ヴァン・サント監督のような蛮勇を見せることもなく、最後は、タダで見られるテレビ東京制作の2時間サスペンスよりも出来の酷い駄作にしか見えなくなった。
つまりこの作品は昔の名作映画のタイトルを騙った詐欺であり、あらかじめ全てを承知の上でこのような駄作を上映している劇場にもその見識を問いたくなる。1800円を返してもらいたい。マジで。
片山さつき氏も国会内撮影の過去…蓮舫氏批判できず(朝日新聞) - goo ニュース
「高杉晋作も大風呂敷」 首相が発言を正当化(産経新聞) - goo ニュース
自分自身が2007年9月にファッション誌のモデルとして、上下で約55万円する
スーツ姿などで国会内で撮影をしていたことを周囲に指摘されるまで思い出せない
片山さつきに呆れてしまう。このようにおっちょこちょいだから、その傲慢さに気が
つかないで舛添要一のようなつまらない男と結婚してしまうのである。女性国会議員
がどうしてこうもモデルを気取れるのか、その真意は計りかねるが、まだたいした
業績を挙げていないにも関わらず、早々と高杉晋作を気取っている男性国会議員、
しかもその男はなんと現在日本の首相だというのだから、まだ女性国会議員の方が
実害が少ないと言える。