アイルトン・セナ ~音速の彼方へ
2010年/アメリカ
本物のサーキットの狼
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
「アイルトン・セナ財団」公認の作品である以上、偶像としてセナが描かれていることはやむを得ない。チームメイトだったアラン・プロストとの確執を中心とした物語はほとんど既知のものであり、例えば1994年のサンマリノGPで起こった事故の真相に迫るとか、離婚した原因などは全く語られることはないが、アイルトン・セナのファンしか見ることはなく、欠陥とはならないのであろうから、作品の善し悪しを判断しようがない。実は私も彼のファンだから。
プロストよりも‘信仰度’が高いセナが事故死してしまうという皮肉と同時に、もう一つだけ印象的なシーンがあった。セナが初めてF1ワールドチャンピオンになった1988年に、ブラジルのテレビ番組に出演した際、司会者が当時のセナの恋人だったシューシャ(Xuxa)だったのであるが、彼女がセナにキスをした時に、ふざけて「~年の分」として何度も彼の顔にキスをして、それが1993年で終わったことである。1994年にセナが事故死したことを考えると、この時点で彼の死が暗示されているように見えた。
文芸賞で受賞取り消し=ネットのアイデア借用(時事通信) - goo ニュース
2010年10月16日のスポーツニッポン紙によると、新鋭の詩人に贈られる第19回
「詩と思想」新人賞に選ばれた秋田市内の中学3年生の14歳の少女の詩が、
インターネット上の投稿サイトに掲載された詩を模倣した作品だったことが分かり、
賞を開催している土曜美術社出版販売(東京都)が15日、賞を取り消したと発表
したらしい。作品を選考するのにもかなりお金をかけているのだから、一層のこと
模倣されたものに賞を与えてもいいのではないかとも思うのであるが、なかなか
そうもいかないのであろう。バレることを想定しないままに応募してしまう人の気が
知れないのであるが、それにしても文芸賞の選考委員は発表前によく気がついたと
感心してしまう。