アエラ表紙に抗議、野田秀樹氏が連載降板(読売新聞) - goo ニュース
放射性物質放出、チェルノブイリ1~2割の試算(読売新聞) - goo ニュース
野田秀樹は「ひつまぶし」と題した随筆の中で、「アエラ」28日号が表紙に「放射能がくる」
と見出しを付けた事などに疑問を呈し「刺激的なコピーを表紙に使い人々を煽る雑誌だった
とは気がつかないでいた」「このアエラの『現実』に対する姿勢への不安が消えません」
などとして連載を自ら降りることを明らかにしたのであるが、本当に「放射能がくる」という
見出しはただの刺激的なコピーなのであろうか? 実際に茨城県や栃木県や群馬県産の
農作物の一部から食品衛生法上の暫定規制値を上回る放射能濃度を示すデータが
出たことが明るみになって出荷制限になっているし、東京都水道局金町浄水場の浄水
から、食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値を超過する濃度の
放射性ヨウ素が測定されたのだから、放射能は確実に来ている。よく「CTスキャンで
受ける被爆線量よりも少ないから安全」などとほざいている輩がいるが、レントゲンなどは
健康のために仕方なく受けるのであって、無用な放射能を浴びることは有害でしかない。
結局、野田秀樹は作家が生業ではなく、連載を降りても多摩美術大学教授という肩書が
あるから身を切る振りをしているだけであるが、野田が書く文章を面白いと思った事がない
私は実は今回アエラの方が首切りの手間が省けて内心喜んでいるのではないのかと思う。