ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
2011年/アメリカ
ハリー・ポッターのメガネについて
総合 80点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
原作にしても映画にしてもいまさらハリー・ポッターシリーズに関して語ることは屋上屋を架すだけであろうから、ここでは個人的に印象に残ったシーンを書き記しておきたい。
ハリー・ポッターに関して「それだけ魔法が使えるのならば、まず自分の視力を治せばいいのに」と喝破したのは確か千原ジュニアだったと思う。名言ではあるが、実はハリー・ポッターの眼鏡が‘伊達メガネ’であると思う理由は、生死の境界のようなリンボでハリーとアルバス・ダンブルドアが再会するシーンでハリーが眼鏡をかけていないからである。ハリーの視力が良いのか悪いのか定かではないが、ハリーの眼鏡が、彼の‘真実の飽くなき探究’という意志の比喩であることは間違いないと思う。
原作者か監督かどちらが描いたイメージに依ったものなのか分らないが、リンボをキングス・クロス駅(King's Cross Station)に似せたアイデアは、ペット・ショップ・ボーイズ(Pet Shop Boys)の名曲「キングス・クロス(King's Cross)」(特に歌詞)から来ていると思う。
早く賠償受け入れれば奨励金 中国列車事故、遺族反発も(朝日新聞) - goo ニュース
列車事故で中国が高額賠償金、早期幕引き図る?(読売新聞) - goo ニュース
中国の高速鉄道の“高速”の意味が速度が早いという意味ではなくて、事故の収束が
早いという意味だったということが今回の中国浙江省温州の23日に起きた高速鉄道の
追突、脱線事故で明らかになったことである。それぞれの国で個性があることは悪い
ことではないと思うが、さすがに遺族を黙らせることが出来ずに、一度、土に埋めて
しまった先頭車両を掘り返したようであるが、クレーンでボコボコにしてしまった車両を
掘り出して調べても何が分かるのか分らない。それはともかく、それでも中国の高速鉄道
の“高速”の意味が事故の収束が早いという意味であると思う理由は、犠牲者の遺族の
賠償金に“奨励金”なるものが加えられるからである。やはり人口の観点から例えば日本と
比較してみると、中国の遺族の悲哀は日本の遺族の悲哀の十分の一程度なのだろうか