Robbie Robertson - Somewhere Down The Crazy River (Official Music Video)
ロビー・ロバートソンの「クレイジー・リバーのどこかで」を和訳してみる。
因みにMVはマーティン・スコセッシ監督が撮っている。
「Somewhere Down The Crazy River」 Robbie Robertson 日本語訳
僕には今それが見えている
遠くにある赤いネオンは熱で揺らめいていた
僕は自分が見知らぬ土地にいる異邦人のように感じていた
そこは夜になると人々がゲームで狂騒する場所
神よ、暑くて眠れなかったんだ
台座にあるジュークボックスから
流れるサウンドを僕は耳で追っていた
突然、僕の真後ろから誰かが吹いた口笛の音を聞いた
僕が振り向くと彼女は言った
「何故あなたはいつもニックス・カフェでお開きにしてしまうの?」
僕は言った
「よく分からないけど、風がそういう風に僕を押しやるんじゃないかな」
彼女は言った
「金離れが悪いのね」
そのブルートレインに乗って
一度も行ったことがない場所で
僕を探して欲しい
荒ぶる川沿いのどこかを
(荒ぶる川沿いのどこかを)
そのブルートレインに乗って
はるばるココモまで行けば
君は僕を見つけられる
荒ぶる川沿いのどこかで
(荒ぶる川沿いのどこかで)
この写真を撮ってくれ
その原っぱにはなにもなく
59年型のシボレーが捨てられていた
後部席に背をもたれながら
リトル・ウィリー・ジョンの音楽を聴いている
そう、時が止まる瞬間なんだ
僕はマダムXのところまで行って
僕の本心を読んでもらおうと思う
彼女は言った
「あのブードゥー教の占い師はあなたには何の役にもたたないわよ」
僕ははっきりとした目標を持ち
自由奔放な想像力を持った男だ
君は心を混乱させ魂を扇動するから
僕は自制できない
そのブルートレインに乗って
一度も行ったことがない場所で
僕を探して欲しい
荒ぶる川沿いのどこかを
(荒ぶる川沿いのどこかを)
そのブルートレインに乗って
はるばるココモまで行けば
君は僕を見つけられる
荒ぶる川沿いのどこかで
(荒ぶる川沿いのどこかで)
待ってくれ
君にはあれが聞こえないの?
これが僕のための精霊たちを呼び寄せていることは間違いない
彼女は言った
「あなたが学んだことは
それを恐れることはないということだけ」
僕は言った
「いや、僕はそれが嫌いではない
好きなんだ、良いと思っているよ」
彼女は言った
「あなたはそれが好きでしょうけれど
後々あなたはそれを愛することを学ぶはず」
僕はトランス状態に陥って
呪文に縛られている
僕はトランス状態に陥って
魔法にかかっている
君は僕を身震いさせヒヤリとさせ発熱させる
君は僕を身震いさせる
君は僕を身震いさせる
僕は呪文に縛られている
僕は魔法にかかっている
僕は熱で浮かされている
(荒ぶる川沿いのどこかで)
荒ぶる川沿いのどこかで