Il Volo - Io che non vivo (Senza te) (Cover Audio)
邦題「この胸のときめきを」は自ら作曲したイタリアの歌手であるピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio)が
1965年のサンレモ音楽祭で披露されたのをきっかけに大ヒットする。以下、オリジナルの和訳。
「Io che non vivo (Senza te)」 Pino Donaggio 日本語訳
僕たちはいつもの晩のように
ここに二人っきりでいるけれど
君はいつもより悲しそうで
僕はその理由を知っている
僕が変わってしまったから君は幸せではなく
君は僕と別れたいと
君が僕に言いたいことは分かっているから
僕は一時間でも君無しでは生きていけないんだ
君無しで僕は人生をどのように生きていけるだろうか?
君は僕のもの
君は僕のものだし
将来僕たちを別れさせられるものなどあるわけがないんだ
ここに来て僕の話を聞いて欲しい
僕は君を愛している
どうかずっと僕と一緒にいて欲しい
僕は一時間でも君無しでは生きていけないんだ
君無しで僕は人生をどのように生きていけるだろうか?
君は僕のもの
君は僕のもの
僕は一時間でも君無しでは生きていけないんだ
君無しで僕は人生をどのように生きていけるだろうか?
君は僕のもの
君は僕のもの
君は僕のもの
さて、このサンレモ音楽祭に参加していたのがこの曲を英語でカヴァーすることになる
ダスティ・スプリングフィールドで、友人に頼んで英語詞をつけるのだが、友人はイタリア語歌詞を
理解していたわけではなく、オリジナルとして歌詞を書いたようである。以下、和訳。
「You Don't Have to Say You Love Me」 Dusty Springfield 日本語訳
私にはあなたが必要だと言った時
いつでもそばにいるよとあなたは言った
心変わりしたのは私ではなくあなたで
あなたは去って行ってしまった
あなたが去ってしまい
私がここに一人取り残されていることが
あなたには分かっているの?
私があなたの後を追いかけて
家に戻ってきてとあなたにお願いしなければならないことが
あなたには分かっているの?
私のことを愛していると言う必要などないのよ
ただ手が届くところにいて欲しいだけなの
永遠にそばにいる必要もないのよ
私は理解しているつもり
私のことを信じて欲しい
私はあなたのことを愛さずにはいられないけれど
私のことを信じて欲しい
私は決してあなたを束縛したりしないから
思い出だけを残して一人にされてしまった
まるで人生が死んだようで全く現実味がない
残されたものは孤独だけで
心に響くものは何も残っていない
私のことを愛していると言う必要などないのよ
ただ手が届くところにいて欲しいだけなの
永遠にそばにいる必要もないのよ
私は理解しているつもり
私のことを信じて欲しい
私のことを愛していると言う必要などないのよ
ただ手が届くところにいて欲しいだけなの
永遠にそばにいる必要もないのよ
私は理解しているつもり
私のことを信じて欲しい
イタリア語の歌詞が強引で英語の歌詞が控えめなのは歌手の性別とは関係ないと思う理由は、
同じ英語歌詞でエルヴィス・プレスリーもカヴァーしているからである。
Dusty Springfield - You Don't Have To Say You Love Me (From "Live At The RAH")