欽ちゃん、ナベツネ~『脱・老害の傾向と対策』。/中村 修治(INSIGHT NOW!) - goo ニュース
「老害」ということで萩本欽一がネット上でやり玉に挙がっていることは意外だったが、
考えてみるとコント55号の時は欽ちゃんではなくて、相手の坂上二郎が面白かった訳だし、
欽ちゃんがピンで活躍するようになった時も、欽ちゃんが読むハガキやイジられるタレント
が面白かっただけだから、そういう意味ではもしかしたら欽ちゃん本人が面白かったことは
一度もなかったのかもしれないが、少なくとも人の才能を発掘する才能はあると思う。
「最近、音楽の質が低くなった、昔の音楽は良かった、という人がいますが、それは違い
ます。昔も質の低い音楽はたくさんあった。低質の方が多かった。でもそれらは時と共に
忘れ去られ良いものだけが残ってる今だから昔の音楽は良質のものばかりという印象を
受けるのです」という山下達郎の発言は最もであり、確か「最近、音楽の質が低くなった」と
どこかの誌上でボヤいていた近田春夫といとうせいこうに聞かせてあげたい。