David Gilmour - Murder (40th Anniversary Official Audio)
デヴィッド・ギルモアが1984年にリリースしたソロアルバム『狂気のプロフィール
(About Face)』に収録されている「マーダー」も和訳してみる。ピンク・フロイドが
1968年にリリースした『神秘(A Saucerful Of Secrets)』に収録されている
「追想(Remember a Day)」に似ているけれど、リチャード・ライトが作った
「追想」の方がダントツに良いと思う。
「Murder」 David Gilmour 日本語訳
まるで見つけられると思っているものがあるかのように
彼らの内の何人かが立っていて並んで待っている
いつも共有していた感情から力をもらって
ただ遠景を見つめている両目がある
こんな暗闇の中へおまえを連れ出して来たものは何だったんだ?
それがおまえが名を馳せるための唯一の方法だったのか?
おまえはおまえの頭の中で響く全ての声を取り除いたのか?
今おまえはそれらの声や彼らが言っていたことを聞けなくて寂しく思っているのか?
おまえの意志でおまえはナイフを振り上げ
ナイフで切りつけ他の男の人生を終わらせた
おまえが抱えた怒りのように
赤い血がより広範囲に流れながら
それが実行されると
おまえはその刃物を投げ捨てた
俺は俺の内面で燃え上がるこのような怒りが欲しいわけではない
それは自由の困難さに由来しているものなんだ
俺たちが悲しみや怒りで流す涙に違いは見いだせないし
ページを戻すこともできないだろう
Pink Floyd - Remember A Day (Official Audio)