取り寄せ鍋(読者が味比べ)のベスト10は西日本の圧勝だった(笑)。
京野菜鍋が1位と4位というのには首を傾げたが、その他については異論はない。東京の「すきやき」は7位だった。関東料理と胸をはるのであれば「牛鍋」の名を使って欲しかった。
割り下で肉を煮込むのは「すきやき」ではなく、「鍋」だ。誰が作っても同じ味になるのが受けたのだろう。その昔いろんな店で食べたが、どうも口に合わなかった。だから我が家のすき焼きは関西風だ。砂糖を減らして味醂の量を増やしている。肉をたくさん食べられなくなった今では「しゃぶしゃぶ」が好みである。
魯山人の「すきやき」は2パターンあって、前期は関西風で後期は「しゃぶしゃぶ」風である。歳を重ねるごとにこってりした味がくどくなるのはよく理解できる。昔と同じ量を食べるには調理法を変える必要がある。
長い関東暮らしを終えて故郷に戻ってきた当初は濃口醤油が前面に出た料理を作っていたが、今は薄口醤油(濃口よりは塩分が高くて色が淡い、しかも経済的)をメインで使っている。舌のリハビリに1年要した苦い過去が私にはある。

京野菜鍋が1位と4位というのには首を傾げたが、その他については異論はない。東京の「すきやき」は7位だった。関東料理と胸をはるのであれば「牛鍋」の名を使って欲しかった。
割り下で肉を煮込むのは「すきやき」ではなく、「鍋」だ。誰が作っても同じ味になるのが受けたのだろう。その昔いろんな店で食べたが、どうも口に合わなかった。だから我が家のすき焼きは関西風だ。砂糖を減らして味醂の量を増やしている。肉をたくさん食べられなくなった今では「しゃぶしゃぶ」が好みである。
魯山人の「すきやき」は2パターンあって、前期は関西風で後期は「しゃぶしゃぶ」風である。歳を重ねるごとにこってりした味がくどくなるのはよく理解できる。昔と同じ量を食べるには調理法を変える必要がある。
長い関東暮らしを終えて故郷に戻ってきた当初は濃口醤油が前面に出た料理を作っていたが、今は薄口醤油(濃口よりは塩分が高くて色が淡い、しかも経済的)をメインで使っている。舌のリハビリに1年要した苦い過去が私にはある。
