鰻のタレは濃口醤油と本味醂を同割で合せ少しトロミが出るまで弱火で煮詰める。確か2年ほど前に作ったのがベースとなり、以後継ぎ足して使っている。
鰻のエキスが入るほど旨みが増すという説がある。これは決して間違いではないが、タレが古くなるとアンモニア臭が出るのも事実だ。ネックになるのはタレが減るスピードと継ぎ足す量だろう。
私は鰻を焼く前に元ダレに対してほぼ同量の新ダレを加えて使っている。残ったタレは漉して冷蔵庫で保管する。
鰻は素焼きしてからタレを二度つけて炙る(面倒臭いので蒸したことはない)。炊き立てのご飯にタレを適量振りかけて鰻をのせる。タレが満遍なく掛かっていないのがミソなのである。鰻自体に濃い味がついているから白米でバランスを取るのだ。丼物で味の濃淡がないとしたら正直しんどいものがある(笑)
![にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ](http://diary.blogmura.com/hitorigoto/img/hitorigoto80_15.gif)