寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

台北の国立故宮博物院で財宝を眺める(後編)

2009年07月16日 | 

私達が台北故宮博物院を訪れた時はちょうど「北宋汝窯特展」が開催されており、台南から中学生が観に来るほどの大賑わいだった。

北宋時代の汝窯(1086~1106年)で焼かれた青磁は世界に70点ほどしか残っておらず、状態の良いものはほとんど台北にある。

今回、博物院収蔵の21点全てとロンドン、大阪(高麗青磁)、中国河南省から借り受けた品々が飾られていた。完全な形の青磁が放つ控えめな輝き。私は思わず息をのんだ。そして言葉を発することを忘れ国宝(世界の宝と言った方がよかろう)に見とれた。外国人と一緒に「美の真髄」に触れられてとても幸せな気分だった。

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする