武田食料品店(玉島阿賀崎1095)の壁に「お寺めぐり」の地図が貼り付けてある。この坂道を登って行けば目的地に着くようだ。
少し先の排水ダクトにはご丁寧に「東向山本覚寺成就院従是五十M 補陀山円通寺従是〇・五KM」と書いてある。本覚寺は円通寺参道脇にあった。
本覚寺の由緒を要約しておこう。昔島の西山に柏の霊木があり村人の篤い信仰を集めていたが、枯れてしまった。慈覚大師(円仁)が唐へ渡る途中この山に登り枯木から十一面観音像を作って祀ったのが本覚寺の始まりである(柏島の地名はこうして生まれた)。
源平水島合戦以降廃寺となっていたのが再興されたのを機に、かつて慈覚大師が十一面観音像に備える水(阿伽)を汲んだ場所を阿伽崎と呼ぶようになり、後に阿賀崎に転じた(参考文献「商家繁盛中備の魁」)。なお本覚寺の堂宇は近年再建された。
少し先の排水ダクトにはご丁寧に「東向山本覚寺成就院従是五十M 補陀山円通寺従是〇・五KM」と書いてある。本覚寺は円通寺参道脇にあった。
本覚寺の由緒を要約しておこう。昔島の西山に柏の霊木があり村人の篤い信仰を集めていたが、枯れてしまった。慈覚大師(円仁)が唐へ渡る途中この山に登り枯木から十一面観音像を作って祀ったのが本覚寺の始まりである(柏島の地名はこうして生まれた)。
源平水島合戦以降廃寺となっていたのが再興されたのを機に、かつて慈覚大師が十一面観音像に備える水(阿伽)を汲んだ場所を阿伽崎と呼ぶようになり、後に阿賀崎に転じた(参考文献「商家繁盛中備の魁」)。なお本覚寺の堂宇は近年再建された。