安藤商店の向かいには立派な蔵がある(岡山英学堂辺りから撮影)。破風の下に∧さの文字、屋号はやまさであろうか。漆喰壁を雨から守る水切り庇が取り付けられている。通りを更に南へ進むと辻に出る。
壁のレリーフが印象的な天満町公會堂(玉島柏島819)の向かいにまた木製の祠を見つけた。地蔵や祠が多いのは滋賀県大津市の柴屋町遊廓跡との共通点でもある。
祠の中には人形のようなもの(立像)が祀られているが、内部の張り紙を見る限りでは大師堂らしい。天満町には玉島と大坂とのつながり(交易)を今に伝える石造物が残っていた。
髭文字が刻まれた石塔は南無妙法蓮華経日蓮大菩薩四百五十年忌報恩塔で享保九年(1724)三月大坂の大火で亡くなった人達の供養塔も兼ねている。塔の側面に「發願者 佛乗寺十八世日融上人 享保十五年 七月十三日(一部推測)」の銘を確認した。佛乗寺は玉島黒崎にある日蓮宗の寺院である。
壁のレリーフが印象的な天満町公會堂(玉島柏島819)の向かいにまた木製の祠を見つけた。地蔵や祠が多いのは滋賀県大津市の柴屋町遊廓跡との共通点でもある。
祠の中には人形のようなもの(立像)が祀られているが、内部の張り紙を見る限りでは大師堂らしい。天満町には玉島と大坂とのつながり(交易)を今に伝える石造物が残っていた。
髭文字が刻まれた石塔は南無妙法蓮華経日蓮大菩薩四百五十年忌報恩塔で享保九年(1724)三月大坂の大火で亡くなった人達の供養塔も兼ねている。塔の側面に「發願者 佛乗寺十八世日融上人 享保十五年 七月十三日(一部推測)」の銘を確認した。佛乗寺は玉島黒崎にある日蓮宗の寺院である。