私が二上り(おどり)を観に行くのは実に30数年ぶり(小学校卒業以来)である。なぜこんなに間が開いてしまったのか。街のど真ん中に住んでいるから「来年があるさ」という思いが強かったのも理由の一つだ。まつりには気が向いた時に参加するのが私の昔からのポリシーである(ド田舎の強制とは全く無縁だ)。はぶ文泉堂前辺りで市長のフニャフニャした開催の挨拶が大音量で流れていた(笑)
船町の商店街を抜け宮通りを経由して久松通りに入る。タオルを頭に巻いたおっさんがスペイン産生ハムをナイフで削いでいた。飯をしこたま喰っている私はここを素通りした。
国道2号線を横断して中央公園前に到着。警備の人から「自転車から降りて押して下さい。まもなく二上りの第一陣が出発します」と言われた。
洒落た衣装の御婦人方の竹の握り方は流石であった。私は公園内に入って露店をチェックしてすぐに駅前大通りに出た。
2号線の手前で広島銀行の行員がスタンバイ中でリーダーらしき人物が記念写真を撮っていた。私は人込みを避けながら少し大回りをして宮通り鳥居前に移動した。
若い人が多いなと思ったら福山市立大学の学生さんだった。従兄の娘を笠岡町で見かけたが、どうやら仲間に挨拶をしに来たようだった。元町の天満屋の角を曲がりきたはま通りに沿って天下橋跡に向かう。
日は暮れ始めていた。石灯籠に灯りがついて実にいい感じである。木綿橋跡から出てきた踊り手は相当練習を積んでいるようで全てがビシッと決まっていた。私は3コースを全て回ったが、このグループが最も格好良かった。暗がりの中、二上りおどりのブロンズ像も嬉しげであった。
船町の商店街を抜け宮通りを経由して久松通りに入る。タオルを頭に巻いたおっさんがスペイン産生ハムをナイフで削いでいた。飯をしこたま喰っている私はここを素通りした。
国道2号線を横断して中央公園前に到着。警備の人から「自転車から降りて押して下さい。まもなく二上りの第一陣が出発します」と言われた。
洒落た衣装の御婦人方の竹の握り方は流石であった。私は公園内に入って露店をチェックしてすぐに駅前大通りに出た。
2号線の手前で広島銀行の行員がスタンバイ中でリーダーらしき人物が記念写真を撮っていた。私は人込みを避けながら少し大回りをして宮通り鳥居前に移動した。
若い人が多いなと思ったら福山市立大学の学生さんだった。従兄の娘を笠岡町で見かけたが、どうやら仲間に挨拶をしに来たようだった。元町の天満屋の角を曲がりきたはま通りに沿って天下橋跡に向かう。
日は暮れ始めていた。石灯籠に灯りがついて実にいい感じである。木綿橋跡から出てきた踊り手は相当練習を積んでいるようで全てがビシッと決まっていた。私は3コースを全て回ったが、このグループが最も格好良かった。暗がりの中、二上りおどりのブロンズ像も嬉しげであった。