寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

晩に豆餅をこんがりと焼く

2014年01月05日 | 家飯
元旦、二日は醤油味の雑煮、三日は焼き餅を砂糖醤油で食べた。三が日を過ぎてからはもっぱら豆餅である。少し塩気のある餅をオーブントースターで軽く焦げ目がつくまで炙る。外をカリカリに仕上げるのが私のやり方。香ばしい餅をかじりながら熱いお茶をすする。これが一番ほっとする時間だ。

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福山市明神町2丁目・新福山陸橋下に藁細工飾り有り

2014年01月05日 | 郷土史
私は年末に新福山陸橋下を通った。その際に深津学区竹の葉町内会グランドゴルフ場内に大きな物体が2つあることに気付いたのだ。

新福山陸橋下に置かれたとんど

それは備後地方でとんど(左義長)と呼ばれる藁細工飾り(制作中)だった。江戸期に三枚橋の東詰(現東深津町の水辺公園辺り)でとんどを焼き陰陽師が祓いを行い人形(ひとがた)を吉津川に流していたという記述をどこかで読んだ記憶がある。

左義長
陰暦正月十一日士家には具足開あり、農商には鍬初、帳祝とて共に此日を祝ひ町内の老若打寄て左義長の催を一決するが年々の定めなりき、左義長俗に『とんど』といふ、大丸竹四本を方錐形の四足に開き、根本より七八部位の所まで荒繩に巻立て末を一束に結合せ周圍を注連繩にて巻きあがり、上に松を丸めて三蓋といふを作り、年々新案の餝を付け、最上部に笹竹を立て短冊扇類を糸をもて結び下げ、下部の正面には藁額を作り、歳の神札など張付〱、大なるは丈け五六間に餘り下の廻り方丈もあれど前後左右より太繩をひきて倒ふれざらしめ、前には町名をかける纒印を押立て後には宿老世話方など見張り、上手なる囃手を選びて棚に上り音頭を唱へしむれば、町内の若者又は雇夫等勇み舁ぐなり、…

山案内 鳥山一郎著』大正版

とんどが置かれた場所は明神前公園のすぐ東、汐廻川(に架かる明神橋)の北側にあたる。おそらく2月13日(木)の第3回福山とんど(水呑大橋そばの芦田川河川敷で開催)で使用されるものだろう。

汐廻川に架かる明神橋

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