寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市神村町の今伊勢宮(その2)

2014年01月16日 | 郷土史
今伊勢宮の境内へ入るには広島県道54号(昔の国道2号)を横断し、更にJR山陽本線の伊勢宮踏切を越える必要がある。

JR山陽本線・伊勢宮踏切

若い人は参道が分断されていることを奇妙に思うかもしれないが、宮は鉄道が敷かれる遥か前から存在していたのである。福山藩主水野家の菩提寺・賢忠寺と墓所が現在は分割された形になっているのと同じことなのだ。

今伊勢宮の参道

石段を上ると注連柱の脇に今伊勢宮と書かれた石碑があり、裏面に昇格昭和六年十月十日の文字が刻まれていた。

今伊勢外宮

私は冷たい水で手と口を清めまず外宮に参拝した。今伊勢宮の由緒については境内に説明板が設置してあるが、『広島県神社誌(平成六年八月一日発行)』の記述を引用しておく。

今伊勢神社
(通称)おやすみさん
福山市神村町甲三、六八九(山陽本線松永駅東一粁)
祭神 天照皇大神あまてらすすめおおかみ

由緒 応永三十三年(一四二六)二月二日、伊勢神宮祢宜荒木田平末次に夢告があり、鳥居上の長五寸の青石に五色の筋あるものを戴き、西国に供奉し、今津邑の今宮まで着いた。そこで再び夢告があって半里東の鏡山こそ鎮座すべき佳き地なれと、よって末次引き返す。この地に来るや足が急に重くなり動かず、暫くして鏡山に鎮祭する。当時は神休殿(おやすみさん)と称していたが、後に今伊勢神社と称す。天正二十年(一五九二)正月十六日に再興した。

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井原鉄道・井原線・矢掛駅前から無料バスに乗る

2014年01月16日 | 
矢掛駅前で栄養補給して元気になった旅人は無料のシャトルバスに乗り込んだ。午前9時半から15分置きにバスが出るのはありがたい。

無料バス

発車時刻まで5分ほどあり二葉観光の運ちゃんは黄粉餅を急いで飲み込んでいた。古物(アクセサリーなど)を扱う露店にも人がボチボチ集り始めていた。

矢掛駅前の露店

小田川沿いの地図

駅前を出たバスは「矢掛町商工会館(※同町小林163‐2)隣の駐車場)」と「弦橋の北側」の二ヶ所で乗客を降ろすことになっている。私は最初の停車ポイントで下車して小田川沿いの道路(国道486号)を西へ進んだ。

国道486号沿いの矢掛西町バス停

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味の逸品シャリカ(新潟市・末広製菓のスナック菓子)

2014年01月16日 | 食材
ある機会に恵まれて末広製菓の製品シャリカを入手した。シャリカとはコーンスターチ、小麦粉を主原料としたひねり揚げである。縦約43cm×横約23cmの大きなチャック付ポリ袋に290gも充填されていることにまず驚く(売価150円程度)。

原材料

形は関西の横綱あられによく似ており、広島の竜巻あられの親戚みたいな菓子と言える。所変われば名前も変わるのが面白い。商品名は昭和50年(1975)頃にシャリ、カリという食感からつけられたと聞く。シンプルな塩味ゆえに食べ出すと止まらなくなる。

シャリカ

余談になるが、シャリカは自衛隊にも納入されており、新潟や横須賀、横浜の駐屯地のイベントでお土産として一般にも販売されている。パッケージのデザインは異なるのでスナック菓子マニアは要チェックだ。

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