本日の国司憲一郎のリンだRiNだ・第13回(山陽放送)は「湯けむり横丁 行きあたりばったり」。後半の国司アナによる倉敷市の銭湯巡り(岡山駅から輪行ロケ)はマニアが涙を流して喜ぶ内容だった。
船倉町の「船五湯」の主・春日源太郎さん(90歳)を説得して内部の映像を撮影することができたのが最大の収穫と言える。春日さんの実家は元魚の卸問屋で従業員の風呂として約100年前に造ったもの(床の御影石が立派)が銭湯になっている。主が健康の秘訣は無為徒食を避けできるだけ体を毎日使うことだと語っていたのが印象に残る。銭湯の近くに倉敷代官所の御仕置場があったことはディープ史の一つだ。
水島地区における三菱重工業の大浴場の移り変わりを調査する場面も良かった。私はこの番組を見ていずれは取り壊される運命にある被爆建物内部を所有者の了承を得て今のうちに映像として記録しておくことが重要だと思った。映像によって文化や人々の暮らしを後世に伝えていくことは可能だからだ。ウチとは違って賢い広島市長のことだから考えているとは思う。広島のテレビ局がどこまで協力できるかが見ものだ。
船倉町の「船五湯」の主・春日源太郎さん(90歳)を説得して内部の映像を撮影することができたのが最大の収穫と言える。春日さんの実家は元魚の卸問屋で従業員の風呂として約100年前に造ったもの(床の御影石が立派)が銭湯になっている。主が健康の秘訣は無為徒食を避けできるだけ体を毎日使うことだと語っていたのが印象に残る。銭湯の近くに倉敷代官所の御仕置場があったことはディープ史の一つだ。
水島地区における三菱重工業の大浴場の移り変わりを調査する場面も良かった。私はこの番組を見ていずれは取り壊される運命にある被爆建物内部を所有者の了承を得て今のうちに映像として記録しておくことが重要だと思った。映像によって文化や人々の暮らしを後世に伝えていくことは可能だからだ。ウチとは違って賢い広島市長のことだから考えているとは思う。広島のテレビ局がどこまで協力できるかが見ものだ。
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