岡山市北区惣爪・明治天皇惣爪御野立所（その１）

金毘羅の道標がある場所から岡山県道３８９号を西へ進む。しばらくすると県道２４９号と合流するのでこれを横断して用水路に沿って足守川を目指す。



川土手の手前辺りに大きな交通標識が出ている。私は明治天皇惣爪御野立所の位置を確認して小高い丘に上がった。



御野立所と書いて「おのだちしょ」と読むらしい。昔の日本語は難しい。石碑は昭和十四年（１９３９）八月の建立である。

町おこしで重要なことは…

定期的に尾道を訪れる堀江貴文さんは町おこしに取り組む若手にアドバイスをしているが、「かなえられることとかなえられないことがある」と発言したのが印象に残った。つまり現状をシビアに分析し、実現可能な分野に集中的に情熱と金をつぎ込めという意味らしい。

堀江さんの指摘は新事業への寄付の募り方にもよいヒントになったのではないだろうか。私は大企業にすり寄ってポンと金を出してもらうだけでは絶対にダメだと思う。広く市民から集めて（少額でもＯＫ）自分たちの力で町を再生させようという意識を共有すべきなのだ。輝かしい過去とは決別して茨の道を少しずつでも歩むことができるか、それが要であろう。

ＰＰバンドを使って小イワシを刺身に

私は広島市に移り住んで小イワシ（カタクチイワシ）が刺身でも食べられることを知った。向こうの人は新鮮な小イワシを買ってきて自分で刺身にする（もちろんスーパーに造りは並んでいるが）。使う器具はＰＰバンド、１５ｃｍ程度に切って半分に折り輪っかを作りゴムで止める。

即席ピーラーを小イワシの胸鰭の後ろにあてて中骨の上を滑らして尾鰭までもっていく。不器用な人はスプーンを使った方が楽かも。小イワシの刺身はあっさりした味わいでどんな酒にも合う。私は生姜醤油で食べるのが好きだ。小イワシは安いので練習をかねてやってみてよ！