寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

福山市赤坂町大字早戸の早戸峠と農免道路

2014年03月16日 | 郷土史
『赤坂村史』の廣島県沼隈郡赤坂村畧圖(昭和廿六年六月調整)を用いて早戸峠(旧道)を赤色に塗った。鳥居のマークが早戸の艮神社、卍のマークが浄土真宗本願寺派・西明寺(赤坂町大字早戸438)である。

現在は早戸から金江町大字藁江方面に延びる農免(のうめん)道路を利用する人が殆どであると思う。農免道路は旧道よりも若干西側を走る、ほぼ直線のバス路線である。

「早戸峠」早戸より藁江、金見、藤江、浦崎村地方に通じる、山路に在り、頂上村境線にて藁江峠とも言う、昔時より交通人馬多く…
『赤坂村史(昭和四十二年)』

西明寺

艮神社を発った私は旧道を経由して農免道路に出て西明寺前から南へ向かった。トモテツの道上(どうじょう)バス停からはずっと上り坂である。

道上バス停

傾斜はそれほどでもないが、とにかく長いのだ。変速機のない自転車のペダルをこぐうちに脚がつりそうになる。「膝が笑う」という表現がぴったりだ。道上下池、道上中池を過ぎた辺りで我慢できなくなり自転車を押した。

農免道路

広島トランスポート福山営業所(同町早戸988‐14)の手前からは峠の頂がぼんやりと確認できた。私の額からは汗がダラダラと流れていた。

早戸峠の頂を望む

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我が家の非常食

2014年03月16日 | 食材
ストックは1~2日分ほどである。曽野の婆さんが某新聞のコラムに書いていたように私も「最低限の備えでいい」と思う。確かに人は数日何も食わなくても水だけで生きていられるのだから。万が一の時には救助が来るまでの栄養補給程度を持って避難するつもりだ。写真には含まれていないが、私が密かに目を付けているのは金平糖である。靖国神社例大祭で玉串を供えた人に後で配布される新宿中村屋の「紅白こんぺいとう」は携帯食として使える。

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倉敷市矢部・吉備津彦命の家臣と温羅を祀る鯉喰神社

2014年03月16日 | 
戦勝国側から見ると確かに温羅一族は悪(=鬼)だろう。しかし、歴史を逆(敗者)の視点から捉えることも必要だと私は考える。

鯉喰神社の石碑

鯉喰神社の石碑2

人々の暮らしを豊かにする製鉄技術を吉備国にもたらした渡来人の集団が大和と戦わざるを得ない状況に追い込まれて徹底抗戦したが、ついに力尽きて断罪された。つまり権力闘争の哀れな犠牲者(地方豪族)との見方も可能である。備中一宮・吉備津神社の鳴釜神事は犠牲者供養の一つの方法と言えよう。

社殿

英雄・吉備津彦命を引き立てる温羅の存在、まさに陽と隠の関係である。私は足守川の方を向き古戦場に消えたあまたの戦士に手を合わせたのである。

社殿2

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