『赤坂村史』の廣島県沼隈郡赤坂村畧圖(昭和廿六年六月調整)を用いて早戸峠(旧道)を赤色に塗った。鳥居のマークが早戸の艮神社、卍のマークが浄土真宗本願寺派・西明寺(赤坂町大字早戸438)である。
現在は早戸から金江町大字藁江方面に延びる農免(のうめん)道路を利用する人が殆どであると思う。農免道路は旧道よりも若干西側を走る、ほぼ直線のバス路線である。
「早戸峠」早戸より藁江、金見、藤江、浦崎村地方に通じる、山路に在り、頂上村境線にて藁江峠とも言う、昔時より交通人馬多く…
『赤坂村史(昭和四十二年)』

艮神社を発った私は旧道を経由して農免道路に出て西明寺前から南へ向かった。トモテツの道上(どうじょう)バス停からはずっと上り坂である。

傾斜はそれほどでもないが、とにかく長いのだ。変速機のない自転車のペダルをこぐうちに脚がつりそうになる。「膝が笑う」という表現がぴったりだ。道上下池、道上中池を過ぎた辺りで我慢できなくなり自転車を押した。

広島トランスポート福山営業所(同町早戸988‐14)の手前からは峠の頂がぼんやりと確認できた。私の額からは汗がダラダラと流れていた。

現在は早戸から金江町大字藁江方面に延びる農免(のうめん)道路を利用する人が殆どであると思う。農免道路は旧道よりも若干西側を走る、ほぼ直線のバス路線である。
「早戸峠」早戸より藁江、金見、藤江、浦崎村地方に通じる、山路に在り、頂上村境線にて藁江峠とも言う、昔時より交通人馬多く…
『赤坂村史(昭和四十二年)』

艮神社を発った私は旧道を経由して農免道路に出て西明寺前から南へ向かった。トモテツの道上(どうじょう)バス停からはずっと上り坂である。

傾斜はそれほどでもないが、とにかく長いのだ。変速機のない自転車のペダルをこぐうちに脚がつりそうになる。「膝が笑う」という表現がぴったりだ。道上下池、道上中池を過ぎた辺りで我慢できなくなり自転車を押した。

広島トランスポート福山営業所(同町早戸988‐14)の手前からは峠の頂がぼんやりと確認できた。私の額からは汗がダラダラと流れていた。

