ホテルに戻る前にセブンイレブンに寄った。内部の造り、品揃えなどは日本とほぼ同じである。レジの横に「(日式)おでん」があるのには驚いた。
おにぎりと台湾名物の「茶葉蛋」を手に取りレジに向かい代金を支払った。店員がポリ袋に入れるのを待っていたが、レシートを手渡すだけで睨めっこが1分ほど続いた。私はようやく袋が有料であることを悟った。向こうも「何だ。日本人かよ」という目で見ていた。
台北で売られているおにぎりは日本のそれと瓜二つである。違いは具材の味付けで、かなり甘い。やはり八角(スターアニス)も使用していた。
「茶葉蛋」はゆで玉子をウーロン茶や薬草などと一緒に煮込んだもの。こちらも一度嗅いだら忘れられない独特の香りだ。味は普通のゆで玉子と大して変わらなかった。