寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

雨の日に飲む日本酒のお湯割り

2010年05月23日 | 日記
一日中雨である。夕食時から少し肌寒くなった。いつもは冷や酒(常温)を飲む私も趣向を変えてみる気になった。燗をつけるほどの気温でもないので日本酒をポットのお湯で薄めた(酒2に対して湯が1)。「邪道だ」と言う人もかなりいるだろうが、これが意外に良いのである。アルコール度数と温度を自分で調整して楽しむのは「有り」だと思う。

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グリンピースのスパゲッティ(和のだしを使用)

2010年05月23日 | 家飯

基本はおしゃべりクッキングで若林先生が公開したレシピで私はブイヨンを鰹と昆布のだしで置き換えてみた。

グリンピースをオリーブオイルで炒めてからだしを加えフォークで豆を潰しながら煮込む。パスタのゆで汁を足し、塩とコショウで味を調えてソースは完成。茹で上がったスパゲッティとソースを和えてパルメザンチーズを振りかける。

豆の上品な甘さが麺に絡み素朴な美味しさを堪能できる。これは老若男女に愛される味だと思う。香ばしい豆の香りが食欲を増進する。

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炊き込みご飯に使う醤油

2010年05月22日 | 家飯

画像を見て「醤油の色がほとんどついていないじゃない」と思った方は東海、関東、東北地方で生まれ育った人だろう。濃口醤油に慣れ親しんだ人に「薄口醤油」の特性を手短に語るのは非常に難しい。

あえて簡単にまとめればこうなる。薄口醤油は濃口よりも若干塩分が高い、色をあまりつけたくない料理(西日本では吸い物、茶碗蒸しなど)に使用することが多い。

食材が醤油の色でしっかりと染まるのが「美味しいそう」と感じる人がいれば、その逆の人もいるということを言いたいのだ。だから私は炊き込みご飯には薄口醤油しか使わない。色をできるだけ淡くしてすっきりした味わいを出すには薄口醤油が欠かせないのである。

私が関東で暮らしていた頃には龍野の薄口醤油が入手困難であった。東京までわざわざ出掛けて百貨店で購入するのが腹立たしいので、定期的に実家から送って貰っていた。だから故郷に再び戻って薄口醤油を手軽に使えるようになった時には涙が出るほど嬉しかった。

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貰って嬉しい手土産や特産品

2010年05月21日 | 日記
長い付き合いの友人はたまに私の好物や旅先の特産品を送ってくれる。それが見返りを期待したものではないから、こちらも有り難く頂いている。自分が美味しいと感じたものを友にも食べてほしいという「思いやり」が何より嬉しい。

ところが、世の中には逆の鬱陶しい輩が結構いるのである。「ほんまにしょーもない、犬ですらそっぽを向くような安っぽくていかにも不味そうな代物」を平気で持ち込んで大きな顔をする。卑しい行為からは「育ちと性格の悪さ」がはっきりと分かるし、背後には香ばしい「黒い影」がチラホラ見え隠れする。毒舌で有名だった魯山人が手土産から即座に人物の出来を判断したという逸話は実に興味深い(笑)

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コウイカ類の内臓を調理

2010年05月21日 | 食材

コウイカの刺身をスーパー(あるいは魚屋)で買う人はゲソ以外は廃物だと思っているのではないだろうか。イカを丸ごと買ってきて捌くとゲソにくっ付いた大量の内臓が出てくる。

墨袋のついた肝(ゴロ)、口ばし(トンビ)、卵、包卵腺など、どれも食べられる。私は皮まで外の部位と一緒に下湯がきしてから酒を加えただし汁で炊く。火の通った皮はグミのような食感だから細かく刻んでキュウリと合わせて酢の物にもできる。独特のクセ(旨み)を持つ肝とゲソを炒めて七味を振りかける「肝煎り」、墨を原料にした塩辛の一種である「黒造り」など、結構応用範囲は広いのである。

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コウイカ類の捌き方

2010年05月20日 | 食材

イカの甲(サーフボード状)の上から縦に包丁を入れて甲を取り出す。そして内臓を引き抜く。エンペラ(耳)をつかんで下に引っ張ると厚い皮がスルリと剥ける。

薄皮を布巾などを使って剥く仕上げの作業は手間だが、(刺身で食べる場合は)最も重要なポイントなので省くことはできない。鮮度が良いほど薄皮は剥き易い。エンペラは独特の歯ごたえがあるので肉厚の身と食べ比べをすれば面白いだろう。

剥き身とエンペラ

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コウイカの味

2010年05月20日 | 食材

ねっとりとした舌触りで甘みの強いイカは寿司ネタとしても人気が高い。私もこれは好きだ。ただし、獲れたてが一番旨いという説には首を傾げる(笑)

先日、地元のテレビ局が旬の食材としてコウイカを取り上げていた。漁師が仕掛けを引き揚げると活きのいいコウイカが真っ黒なスミを吐く(だからスミイカとも呼ばれる)。問題はここからである。漁師が手際よくイカを捌き垢抜けないレポーターに刺身を食べさせた。

私は田舎娘がその味に感動してオーバーな褒め言葉を発しているのを見て「とうじんが!コリコリとした食感がいいだけで旨味はさほどのってないだろうか」と言った。知識と味覚のレベルの低さをプロだけでなく多くの県民が笑ったことだろう。番組を安易に作って流すだけではお役所仕事と同じである。料理番組では良質なものを制作するテレビ朝日系列を少しは見習ったらよいのにと思わずにはいられなかった。

画像は広島ではコウイカの名で売られることが多いが、シリヤケイカという別種である。かたい身は旨み、甘み共にスミイカよりも弱い(のが難)

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予想できた支持率急降下(産経新聞 平成22年5月18日)

2010年05月18日 | 日記
産経新聞の高畑昭男さんが今日の朝刊に手厳しいことを書いておられたが、「正論」である。夏祭りの後の侘しさを今頃かみしめている連中は「反省」に2年の月日が必要だろう(笑)

 鳩山由紀夫内閣の支持率が20%を切った(時事通信)と伝えられたのは14日だった。

 政権発足時(昨年9月)の7割と比べると、8カ月で50ポイントも失った政権は過去に例がなく、ワースト記録だそうだ。そのすさまじさには驚くが、普天間移設や政治とカネの問題などでの民主党と鳩山政権の迷走と不誠実な対応ぶりをみれば、当然としかいいようがない。

 首相と党幹事長の双発エンジンが停止して、まっしぐらに墜落していく飛行機のようだ。だが、鳩山氏らの政策や言動を冷静に観察すれば、こうなることは昨年の総選挙前にかなり予想できたはずだった。

 それなのに、「民主党にやらせてみたい」という甘い期待に踊った人々が多かった。それが日本の不幸の始まりだったのではないか。

 問題は政治の失速が与党だけでなく、国民全体の利益を日々道づれにしつつあることだ。…

 …公約違反など身内の問題を正せずに、日本の政治を変えることができるのか。有権者もその点を見ていると思う。

数年前に我が街を訪れて「民主党に一度やらせてみてもよい」と発言した屋山太郎さんが某テレビ番組で「(民主党の議員は選挙に突入して)南無阿弥陀仏と言って沈んでいくしかない」と呟いているのを見て私は顔を歪めた。有権者の一部は「言い訳名人達」を目を細めて見ながらこう思っていることだろう。

「死して屍拾う者なし」と。

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宗教団体の布教活動

2010年05月18日 | 日記
日曜日の夕方に布教活動をしにやって来る人達が多い。

「お休みのところ申し訳ありませんが、お時間を少しいただけますでしょうか。聖書の…」

最初の言葉が(ウソでも)言えるだけはマシだが、私の返答はつれないものだ。

「まったく興味ないから帰ってくれ」

布教師は「わかりました」と言って素直に立ち去る。私は拒否の意思をはっきり示すことにしている。先祖供養もせずに教祖(≒独裁者)を崇め奉る、しつこい宗教団体に対しては更に強い姿勢で臨んでいる(笑)

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宮崎県で発生した口蹄疫が猛威を振るう

2010年05月17日 | 日記
家畜の伝染病である口蹄疫が宮崎県で猛威を振るい隣県に飛び火する危険性が出ている。ウイルスは突如として変異するので非常に厄介だ。

検査で陽性になった牛は処分しなければならないので畜産農家の損害は甚大である。被害を最小限に抑えるための対策がすばやく講じられなかったことが大問題だと指摘され始めている。政府の危機管理能力の低さはここでも露呈したことになる。

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故郷の色街跡について(その3)

2010年05月17日 | 日記
船町の郵便局から南に進むとすぐ辻に出る。右に曲がれば臓物煮込みの店(JOYふなまち内)、トライアングル広場に出る。辻の左手が「地獄の一丁目」と呼ばれた新町遊廓(戦後は赤線地帯)への入口であった。角の「最上丸」という屋号の煙草屋は遊び人のお蔭で非常に繁盛していたという。

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