寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

滋賀県草津市の東新地跡を通過する(その1)

2012年05月06日 | 
草津市民センターそばの追分道標には「左 中仙道美のぢ 右 東海道いせみち」と刻まれている。分岐点からの東海道は緩やかな上りとなっており古い家々が建ち並ぶ。

追分から東海道を歩く

東海道を更に東へ進むと左手に仏壇店がある。この先を右折する。

仏壇店を過ぎた所で右折し東海道から離れる。次に神具店の手前を左折して細道に沿って進んでいくと旧東新地のメインストリートに出る。

神具店の手前を左折する

旧東新地のメインストリートを望む

新地入り口には大きな雀荘があって背後は現役のスナックとして営業しているようだ。かつての遊里としての面影は所々に残っていた。

東新地の入り口にある雀荘、裏手はスナック

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筍姫皮の梅肉和え

2012年05月06日 | 食材
筍先端部を包んでいる皮を姫皮という。癖の少ない部位だけに捨てずに使っている。吸い物や味噌汁の具として活用しても良いし、炊き込みご飯に入れるのも有りだろう。

私が最もよく作るのは梅肉和えだ。下茹でした姫皮と梅肉だれを混ぜるだけの簡単な料理は日本酒によく合う。ビールのつまみとしては姫皮をラー油で炒めて旨味調理料少々で味を調えたものがおすすめである。

姫皮の梅肉和え

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滋賀県草津市のJR西一踏切を渡り宿場町へ入る

2012年05月05日 | 
草津市西草津1丁目の久照山円教寺前の道を南東へ進む。JR東海道本線(琵琶湖線)西一踏切の中央から北方を望む。天井川(廃川となった草津川)の川床を掘り抜いたトンネルが計6つ見える。

JR東海道本線トンネル(左側)と旧国鉄東海道本線トンネル(右側)

この内右から2本が旧国鉄の東海道本線トンネルで現在は使用されていない。ドーム型のトンネル入り口は赤煉瓦造りである(明治中期の築造)。この西側の頑丈な4本のトンネルをJRの車両が通過している。

滋賀県草津市草津1丁目のお堂

踏切を渡ると住所は草津1丁目(道の北側)および2丁目(道の南側)に変わる。お堂から木村種苗店の前を通って本陣の角を曲がり北上する。

滋賀県草津市草津2丁目の木村種苗店

草津宿

予定より1時間以上遅れて文化13年(1816)に造られた追分道標前に到着した。真っ直ぐ行けば中山道、右(東の方向)へ曲がれば東海道である。草津川隧道(草津マンポ)は明治19年(1886)3月20日に完成したトンネルで、今も草津市民に利用されている。

追分道標と草津川隧道

草津市教育委員会による追分道標の解説

草津市民センターに入り地元の婦人らと歓談しお茶をご馳走になった。「本陣をご覧になりましたか」と問われた私は「まだなんですよ。楽しみは最後に取っておこうと思いまして。これからちょっと東の町を散策してきます」と言った。女性陣は旅人の行き先がピンと来たようで何も言わなくなった。

草津市民センター前に建つ(栗太郡)草津町道路元標

私が歩いたルート(伯母川→木川町→西草津1丁目→JR西一踏切→東海道→追分道標)を「草津観光マップ」に赤い矢印で示す

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備後地方のばら寿司

2012年05月05日 | 家飯
我が家では少なくとも年に2回はばら寿司を作る。この料理の大まかな定義は酢飯に火を通した食材を混ぜ込むということだろう。つまり魚介であればタレ焼き、塩茹で、甘煮、酢〆といったパターンが考えられる。生物(なまもの)をのせないのが特徴と言える。

福山市は岡山県と接しているので明らかに向こうの作り方に近い。美味しく見せるには原色の種を小奇麗にちりばめるとよい。今回は山菜に加えて余り物の甲イカ、手長ダコを入れた。岡山市や倉敷市のように焼き穴子、酢で〆た鰆などを追加すると更に贅沢な感じが出る。甘さ控え目のばら寿司を今度拵えるのは秋だ。

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滋賀県草津市西草津の地守神社

2012年05月04日 | 
草津市西草津1丁目の西一籾干場児童公園。私はフェンスに取り付けられた看板に注目した。市は「飼い犬のふん等の放置防止等に関する条例」を定め環境美化に取り組んでいるようだ。我が街も民度向上のために制定を真剣に検討すべきだろう。

西一籾干場児童公園のフェンスに取り付けられた看板

また草津市の花として「青花(あおばな)」の絵が印刷されているが、この界隈は江戸期から明治中期にかけて藍染産業が盛んな地であった。

地守神社(草津市西草津の堤下に鎮座)

東方の円教寺を望む

近くの地守神社に立ち寄り更に東へ向かう。貞享4年(1687)創建と伝わる真宗大谷派・久照山円教寺は風格を感じさせる造りである。宿場町に入る直前に雨は止んだ。

真宗大谷派・久照山円教寺

円教寺の鐘楼

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手羽元と野菜のトマトソース煮

2012年05月04日 | 家飯
手羽元と香味野菜を炒めてカットトマト(+出汁)で煮込む簡単な料理。味付けは醤油と砂糖で肉じゃが風である。手羽元をたくさん仕込む場合は旨味成分が出るので出汁を使う必要はない(水でよい)。

トマトソース煮は冬に作るというイメージが強いが、濃度(とろみ)を落としてスープ状にすれば初夏でもまだ食べられる。フレッシュトマトを追加して爽やかな酸味を足す方法もある。

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滋賀県草津市木川町の明治神社 

2012年05月03日 | 
草津市木川町の団地を通り抜けていると、ついに冷たいものが天から落ちてきた。私は「こりゃいかんわ」と言って早足になった。

木川村きのかわむら
 北山田村の東に位置し、北端を草津川が西流する。村名は草津川の異称木川にちなむとされ、本郷と出屋敷・新田の三集落からなる。中世には木川庄として推移

『滋賀県の地名 日本歴史地名大系25(平凡社)』

出屋敷とか新田(しんでん)とは荒地を開拓したという意味である。天井川に隣接する新田地区は過去何度も台風水害を被っている。私は大正6年(1917)創建といわれる明治神社に参拝した。

明治神社(草津市木川町)

明治天皇を祀る珍しい神社

広い道路を横断して東へ急ぐ。雨は更に激しく降り出した。帽子を被っているのがせめてもの救いである。びしょ濡れになって真宗大谷派・喜龍山笠堂寺に至る。

東方の笠堂寺を望む

もともとこの寺は北村(現橋岡町)にあったが、大正の初め頃に新田地区に移築されている。

真宗大谷派・喜龍山笠堂寺(草津市木川町)

雨の中子安延命地蔵菩薩と書かれた板を発見

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真鯖の白子焼き

2012年05月03日 | 家飯
寒の時期のトラフグの白子を横綱とすれば真鯛のそれは大関辺りの番付になろう。真鯖(マサバ)の真子は結構美味しいと以前書いたが、白子も小結クラスだと私は思う。

安い値段で売られている物の中にも結構な数で美味は存在する。他人の能書きを鵜呑みにするのではなく、自分の目と舌を使い判断し記憶することが重要なのだ。

血抜きした白子に塩を振ってホイル焼きにした。表面がパリッとして箸で容易につまめるようになるのがいい。濃厚な旨みを持つ白子の味付けは天塩のみで十分だということに気づいた。

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滋賀県草津市木川町のドン・キホーテ

2012年05月02日 | 
伯母川を越えると木川町(きのかわちょう)である。日本特有の宿泊所を眺め滋賀県道42号草津守山線を北北東に進む。ドン・キホーテ草津店の駐車場は満車である。豊富な品揃えと安さが売りのチェーン店は我が故郷にも最近出来た。こちらにはあのラウンドワンもある(笑)

ドン・キホーテ草津店

木川町交差点を過ぎた辺りで私の足は重くなっていた。無理もない。JR南草津駅をスタートして既に一里以上歩いているのだから。

滋賀県草津市の木川町交差点

滋賀県道42号草津守山線から県立草津高校を望む

県道42号から離れ県立草津高等学校の裏へ回り込む。堤下(廃川となった旧草津川の南側)に公営住宅群が広がっている。怪しい雲行きを見て傘を持たぬ旅人は諦め顔になった。

滋賀県草津市木川町の公営住宅

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我が家の常備食材その2・カットトマト 

2012年05月02日 | 食材
どの家庭にもカットトマト(あるいはホールトマト)の缶詰はあると思う。平成の世になってイタリア料理は相当普及したからだ。野菜と肉とこの缶詰が揃えばトマトソース煮込みという料理ができる。

我が家では肉じゃがの応用編として出汁がわりにカットトマトを使う。トマトは加熱によって尖がった酸味が和らぎ独特の旨みに変化する。和食と洋食の融合にカットトマトは欠かせない。

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旨みの強い手羽元 

2012年05月01日 | 食材
手羽元には肉がたっぷりついており食べ応えがある。骨付き肉は旨みが強く若い頃はこの唐揚げを5、6本ぺろりと平らげたものだ。

ウチでは手羽元に塩をして小麦粉をまぶし表面を焼き固めてから煮込むことが多い。揚げ物よりは胃に優しく身離れがよくなるからだ。

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イカチチ(包卵腺)と卵の煮付け 

2012年05月01日 | 食材
イカの包卵腺を備後地方ではイカチチと呼ぶ。形状が垂れ下がった乳房を連想させることから付いた名称だと思う。

イカチチはとりわけ美味しいものではないが、加熱するとモチモチした食感になる。今回はイカチチ・卵・トンビの三部位を酒・醤油・味醂を合わせた調味液で手早く煮付けた。それぞれ噛み応えは違う。

酒の肴として評価できるのはやはり卵であろう。ねっとりとした舌触りで珍味と言うに相応しい。

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